旅人のにちじょう

ねごと・たわごと・よまいごと

豪雨で地滑り

2011-03-01 |  ボリビア
ここ数週間続いた豪雨のため
ラパス南部で大規模な地滑りがおこり
400棟もの家が倒壊したという

豪雨・・・
私が行ったときは
ボリビア1日目がちょっと曇り
2日目の昼にパラッとだけ降り
3日目には遠くの雷雨を見たくらいで
どんどん天気が良くなるという
いわゆる「異常気象」だった

お陰で「雨季の」ウユニ塩湖は
ど快晴となったわけだが
帰ってきたらずっとどしゃ降りだったんだね

ラパスは中心はもちろん
斜面にも家がびっしりで
よくもまあこんなところに家が建つもんだと
感心することしきりだった


低い土地ほど金持ちが住み
都会へ移ってきた人たちは
山の斜面をどんどん上へあがっていくのだ


ホテルから見える範囲でも
天気が悪ければ家並みが雲で隠れてしまう


そして同時に
地下水がどんどんしみ出てきており
ところどころ倒壊した家も見た

地盤がもともとゆるくなっている上に
空からの豪雨が続いては
それはもうひとたまりもないんだろう

極端すぎる天候の変化を異常気象というならば
その振り幅は年々大きく極端になっていく
自分の目で見た風景が無残に壊れてしまうのは
何倍も悲しいと思う

ペルーのアグアカリエンテス
インドのラダック
リビアは人の手によって・・・

人々が心穏やかに過ごせる日が
早く来ますように



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