hanatoneko

グレーフィンガーで、毛玉を育てる日常。

Common Sealと公印の違い

2013-08-19 23:40:15 | 渡星(2013-2014)
えーと現在、星国で勤務中です。

『日本の会社にはCommon Sealはないの?』と照会があったのですが、
ええと、確かそれって「公印(または法人印)」よねぇ?と思ったのですが、
どうやら契約書を取り交わそうとして送った日本の会社から、
『Common Sealがないので、押印できない』と言う回答が来たらしいのです。

えーーーー、別に法人印でいんじゃないの?
押印できないって、合意できないってこと?
それ、ちと言い過ぎじゃない???

でもまぁ、Common Sealが何かを知らないで、話すのもアレなので、
ちと調べてみることにしました。
いやぁ、電脳世界って素晴らしい。

で、辞書的なサーチをしたところ、そりゃアザラシか社印でしょ、ということらしい。
とりあえずアザラシではないので、社印ということなんだけど、
社印でCommonなものってことになると、日本ではやっぱ法人印じゃない?

で、ちと調べてみたところ、
星国では企業設立要件として、Common Sealが必要なんだとか。
ふーーーん。

それって登記してるの?と法務部に聞いてみたら、
専門的すぎてわからん、との回答でした。
星国には、会社設立専門の弁護士がいるんだとか。ふーん。

まーでも、同等のものってことになると、
日本だと会社設立の時に法務局に印鑑登録するから、その法人印でいいんじゃないの?

ちなみにCommon Sealを確認してみたら、
歴史的には欧州の貴族とかが、手紙に押してた封蝋とかなり近いらしくて、
昔はCommon Sealも溶かした蝋に金属印を押しつけて印章を得ていたんだそうな。

↓封蝋


でも今は、紙を型押しできる機械(Common Sealer Machine)が売ってて、
それで、穴あけパンチ的にがちゃっとやると、印影(?)が浮き彫りになるんだそうな。

↓具体的には、Common Sealer Machine、右がCommon Seal。


なーーーほどねーーーー。


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