思い起こせば、私とMacとの出会いは、職場でMacPlusとSuperPaintレーザライターを使ったのが始まりでした。そして家でもQuadra840AVとStyle Writer導入し、Premier1.0で原初期のムービー作成し、ActionやDirectorやらでビデオプレゼン資料制作に励んだものです。当時その分野では、Macは圧倒的先駆性があり、ソフトウエアの進化・変化をサーフィンしている感じでした。その後iMacG5とEpsonPM-A900となり、現在はiMac2009です。
今やホームユースでは、ネット・サーフィンが主体となりましたが、プリンタ活用は、やはり暮れの年賀状づくり。当時はPageMakerとPhotoshop2.5!でしたね。その後は30日使用デモ版で作成したり、Gimp(Photoshopにないエフェクトがあったりユニークでおもしろいですが、ショートカットがControlKeyとの組み合わせのため使いにくい)を使ったりしてましたが、今年は前もって購入していたElements9.0で準備万端(これもショートカットがShiftとの組み合わせがoptionへ変更になっています)。
さて、今年もやるぞと思いきや、この夏からA900が用紙を感知しなくなっていたのです。
新品の予備インクは年賀状に向けてワンセット残っているのに・・プリンタ本体を安くしてランニングコストで稼ぐ方式には困ったものです。モノクロ印刷でもカラーインクがなくなれば印刷できません。小さく産んで大きく育てる、なにやら薬物販売に似てますね。修理代+アルファで新品が買えてしまいますので思案中、プリンタを持ち上げて倒立させると用紙を認知することを発見!とはいえ適当な角度を見つけるの何回もやり直ししなければならず、1枚印刷に20分かかることも、しばしばという有様。さすがに年賀状は背面給紙のため厳しく、できたとしも一枚一枚倒立していたのでは、ロンドン・オリンピックに出場できてしまいす。
やむなく最新のEpsonEP904(30,000円弱)を購入しました。無骨なA900と比べ、無線LAN標準装備でスタイルも洗練されています。少し印刷音が大きいですが、速度はA900より早く快適になりました。問題点といえば、給紙カセットやらパーツはペラペラでapple製品の秀逸さを再確認できました・・。耐久性が思いやられます。なお、無線LAN印刷では、ちょっと戸惑いました。接続はするのですが印刷できません。システム環境設定>プリンタとファックスでプリンタをいったん削除して再度追加すると繋がりました。
晴れて、快適に印刷開始!ところが今年も問題が・・・Excelの住所録をWordで差し込み印刷するのですが、差し込み印刷でページ指定しても、全部印刷されてしまいます。Wordは98->X->2004とアップデートしても変わりませんでした。今年こそ、2011にアップデートして大丈夫かと思いきや、やはり同じ有様です。しかもフッターがはみ出ているが、よいかと、一枚ずつ確認ダイヤログが出てしまいます。仕方なく「現在のページ印刷」で一枚ずつ印刷する羽目になりました。なお背面給紙がなくなりすべてカセット給紙になったため、ハガキが回転するので詰まったり、湾曲しないか不安でしたが、全く問題ありません。さらにこのプリンタはピーと音がして、巨大液晶パネルにエラーメッセージが知らせるのが売りの一つ。
しかし、悲劇は起こりました。背面だと直感的にセットする向きが分かるのですが、カセットのため、上下、天地をうっかり逆にして3枚失敗しました。賢いプリンタは用紙の向きが逆だと教えてはくれなかった!・・・確実に来年も失敗する。年々逆バージョンアップしていく自分は確信するのでした。
なお、前述の選択印刷については、OSX以降期からなので、プリンタドライバのバグとずーっと思っていましたが、調べるたら、差し込み印刷は、何とページではなくセレクションとやらで、例えば10枚目から15枚目は10-15でなくs10-s30と2倍してsをつけるのだと判明しました・・・時遅し、すでに印刷完了済み。来年の年賀状づくりが幸せであるように、ここに顛末を記します。