ちいさいやつら

わが家のセキセイインコとアキクサインコのお話

杜仲茶と保温

2009-01-09 20:18:10 | 小鳥の環境
最近になって始めたことが二つあります。




ひとつは杜仲茶。
おしゃべりインコさんから腫瘍防止に良いと伺い、
鳥さんの飲み水にほんの少したらして与えるようにしました。

今、杜仲茶ってあまり売られてないのですね。
大型スーパーでやっと見つけました。
煮出すと薬臭いので要注意です(汗;

今のところ、普通に飲んでくれてます。
これで卵巣腫瘍や精巣腫瘍が防げたらいいなぁ♪

2009.6.15 精巣腫瘍と杜仲茶について、記事下部に追記。



            



それからもうひとつ。




年末から保温を始めました。メイだけ。




(再掲)

前から、朝はこんな感じで↑暫らくじっとしてて、
足もクチバシも冷たいのですが、
でも羽を膨らませてないからまだ大丈夫かなぁ?と気になりつつ、
保温無しで見守ってました。

でも朝の室温が10度になってくると、
腰の曲がったおばあさんか!というくらいうつむき加減だし、
全く動かない。でも羽だけは膨らませてない。

むーん、保温は、足もクチバシも冷たくなって、
さらに羽を膨らませるようになってからでいいと
先生から言われてたけど (その記事はこちら
動かなかったら保温してということだったし、
それより、何より、
朝のうなだれた姿を見てられない飼主が根負けしちゃいました。
カバーを開けるまでドキドキしちゃうんです。
コソっとも音がしないので、生きててよ~~!って毎朝・・・。
初めての冬ですし。

それで保温を始めたわけですが、、、
実は我が家のサーモスタット(爬虫類サーモ)は
15度以下の設定が出来なかった! そうだった、忘れてた!
なので仕方なく15度設定にするしかなく・・・。
って、10度まで耐えてきた意味がないじゃん

でも、翌朝からまぁとっても動きのいいこと!
ぬくぬくだよ~って喜んでるみたいに、
カバーを開けると、ササッと止まり木から止まり木に飛んで移動して、
ピョロっとか鳴いてます。

しかも、頭にツノツノがずっと残っていたのが
保温を始めて3日ほどしたら、綺麗になくなりました。


でも・・・

それはよかったのですが・・・

さらに3日ほどしたら・・・




風切り羽が抜け、
なんだかほわ毛もたくさん抜けて・・・。

あら~~~? 
もしかして換羽が始まってしまった??
もしかして春と勘違いした???





そんなこんなで、今はまた頭にツノツノが・・・。

がーん。
これならほんと、10度まで耐えさせないで、
15度を切るようになったところで保温すればよかったのかも。

鳥の世話はやっぱり難しいです


            


(以下、2009.6.15追記)

■精巣腫瘍と杜仲茶について


杜仲茶は、精巣腫瘍に直接効果があるわけではありません。
筋肉細胞の増強効果を期待して、腫瘍予防に努めるものだと考えています。

精巣は熱を嫌う器官で、常に放熱していないとならず、
本来は人間のように身体の外にあるべきものですが、
鳥の場合は飛ぶためには邪魔で体内に収納されているので
熱をもちやすい構造になっています。
オスが発情すると精巣が膨らみ熱を持つそうですが、
野生の鳥の発情期が短いのに比べ、
人間に可愛がられている、要するにベタ馴れの仔は
万年発情している場合が多く、従って常に熱を持ち、
結果、精巣腫瘍が起こり易い、というメカニズムなんだそうです。

なので、精巣腫瘍を起こさないようにするには
万年発情をさせないよう、 常に発情対策をすることが第一。
その上で、杜仲茶の効果を期待するものです。

この場合の杜仲茶の効果とは、精巣を支える周りの筋肉細胞の増強により、
腫れの抑制やそれに伴う鎮静作用などです。

メスでも同じように、筋肉をつけさせることにより
卵詰まりを起こさせないでスルッと産ませる効果を期待してます。

要するに、杜仲茶は直接腫瘍に効くものではないけれど、
回りまわって効くかもしれない、そのようなものなので、
与える時は飼主さんご自身の判断でお願いします。

ラットでは杜仲茶での筋肉増強が実証されているそうですが
果たしてインコはまだ未知数です。

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