去年から持ち越し項目となっている、
綾子の血液検査を
やっと実施することが出来ました。
採血方法は、
「出血が止まらず、死に至る場合もある」という
リスクを説明してもらった上で、首から。
もちろん、綾子の状態をみつつですが、
首からの方が精度が高いのと、
爪からよりも多く採れ、
検査項目が増やせるメリットがあるからです。
30分ほど待って、結果が出ました。
詳しい話は後述しますので、
ご興味のある方はそちらをお読みください。
簡単に言えば、
綾子は、肝性脳症の手前の状態。
元気そうに見えても良い状態ではなく、
普段からだるいだろうし、
気持ちも悪いだろう、
ちょっとしたことでも調子が崩れるでしょう、と。
処置としては、
以前から飲んでいたラクツロースという
肝性脳症を防ぐ薬の濃度を上げることになりました。
実は、この検査を受ける日の朝から、
綾子は1月に続き、換羽が始まったのですが、
発情ばかりではなく、
こういった度重なる換羽でも肝臓に負荷がかかるので
もどかしいところです。
換羽は防げないけど、
時々、エリカラの力を借りて
せめて発情だけでも
がっちり止めていけたらいいのですが・・・。
出してー!!
検査直前の写真。
これが最後の写真にならなくてよかった^^;
元はといえば、
発情を抑えるためのホルモン剤である
リュープリンに耐えられるかどうかを知るために
血液検査をしたのでした。
リュープリンは、
今の状態だと打てなくはないけれど、
もう少し慎重になった方が良いみたいです。
でもとりあえず今は
エリカラで発情を止められているので、
急ぐことはないかなと思っています。
以下、検査結果の詳細です。
ご興味のある方はどうぞ。
肝臓の検査項目は3つ。
■AST
肝臓そのものの働きがどの程度かが分かる項目。
綾子は低めに出ました。
この数値が低めに出るというのは、
以前、かなり肝臓に負担がかかっていたけれど、
今は回復の時期、
でも、まだ肝臓の働きが十分に追いつけてない、
という説明でした。
■NH3
血中のアンモニア値。
これは異常に高く出ました。
摂取した蛋白質は腸内でアンモニア(毒素)に変換され、
しかし肝臓がこれを解毒できずに
大量に血液中に漏れ出ていて、
肝性脳症の手前の状態。
この状態が長く続くと、神経症状が出てきて、
同じところをぐるぐる回ったり、首が傾いたり、
けいれんやチック症状などが現れ、
脳に障害が出るとのこと。
症状はある日突然出るらしい。
■PCV
血中の赤血球の体積の割合。
低ければ貧血、高ければ脱水。
綾子は低めに出ました。
進んだ貧血ではないけれど、
それでも換羽の時期は辛いよう。
なお、腎臓の数値も診る予定が、
思ったより採血量が少なかったので、
それは断念したとのことでした。
綾子の血液検査を
やっと実施することが出来ました。
採血方法は、
「出血が止まらず、死に至る場合もある」という
リスクを説明してもらった上で、首から。
もちろん、綾子の状態をみつつですが、
首からの方が精度が高いのと、
爪からよりも多く採れ、
検査項目が増やせるメリットがあるからです。
30分ほど待って、結果が出ました。
詳しい話は後述しますので、
ご興味のある方はそちらをお読みください。
簡単に言えば、
綾子は、肝性脳症の手前の状態。
元気そうに見えても良い状態ではなく、
普段からだるいだろうし、
気持ちも悪いだろう、
ちょっとしたことでも調子が崩れるでしょう、と。
処置としては、
以前から飲んでいたラクツロースという
肝性脳症を防ぐ薬の濃度を上げることになりました。
実は、この検査を受ける日の朝から、
綾子は1月に続き、換羽が始まったのですが、
発情ばかりではなく、
こういった度重なる換羽でも肝臓に負荷がかかるので
もどかしいところです。
換羽は防げないけど、
時々、エリカラの力を借りて
せめて発情だけでも
がっちり止めていけたらいいのですが・・・。
出してー!!
検査直前の写真。
これが最後の写真にならなくてよかった^^;
元はといえば、
発情を抑えるためのホルモン剤である
リュープリンに耐えられるかどうかを知るために
血液検査をしたのでした。
リュープリンは、
今の状態だと打てなくはないけれど、
もう少し慎重になった方が良いみたいです。
でもとりあえず今は
エリカラで発情を止められているので、
急ぐことはないかなと思っています。
以下、検査結果の詳細です。
ご興味のある方はどうぞ。
肝臓の検査項目は3つ。
■AST
肝臓そのものの働きがどの程度かが分かる項目。
綾子は低めに出ました。
この数値が低めに出るというのは、
以前、かなり肝臓に負担がかかっていたけれど、
今は回復の時期、
でも、まだ肝臓の働きが十分に追いつけてない、
という説明でした。
■NH3
血中のアンモニア値。
これは異常に高く出ました。
摂取した蛋白質は腸内でアンモニア(毒素)に変換され、
しかし肝臓がこれを解毒できずに
大量に血液中に漏れ出ていて、
肝性脳症の手前の状態。
この状態が長く続くと、神経症状が出てきて、
同じところをぐるぐる回ったり、首が傾いたり、
けいれんやチック症状などが現れ、
脳に障害が出るとのこと。
症状はある日突然出るらしい。
■PCV
血中の赤血球の体積の割合。
低ければ貧血、高ければ脱水。
綾子は低めに出ました。
進んだ貧血ではないけれど、
それでも換羽の時期は辛いよう。
なお、腎臓の数値も診る予定が、
思ったより採血量が少なかったので、
それは断念したとのことでした。