卒業文集廃止の動きがあるらしい。
筆者は廃止に大賛成だが、動きではなく、完全廃止が望ましい。
と言うのも、担任の中には勝手に卒業文集をコピーしている悪い担任がいるからだ。
何を根拠にと思うだろうが、筆者が小4、小5、小6の時の担任Nの例がある。
筆者が卒業文集を書く時に担任Nが筆者を含むクラス全員に「今からみんなの先輩が書いた素晴らしい卒業文集の見本のコピーを全員に配布します。見本を参考にみんなも文集を書きましょう」と言われ実際にコピーを配布された。
見本を見た筆者は「ふーん」と思った。
しかし、今となっては大問題だと思う。
第1に、担任Nは上司に無断で卒業生の卒業文集をコピーし、自宅に持ち帰って、自宅で保管していたことになる。
第2に、卒業文集にプロフィールが書かれていた点だ。
先輩たちは余ったスペースに誕生日や血液型と言った完全な個人情報を書いていた。
作文を書くのは子供にとっては大変なので、余ったスペースにプロフィールを書くなどし、スペースを埋める子はいた。
子供は余ったスペースを埋めたら担任から「合格」と言われるし、担任が名簿業者に児童の個人情報を売っていた場合は個人情報が細かいほど嬉しい。
筆者は過去にオレオレ詐欺の受け子、出し子をし、少年院に1年入っていたTと一緒に仕事した経験あるが、Tが詐欺グループのアジトに行った時にアジトには履歴書のコピーと卒業文集のコピーが散乱していたと言っていた。
筆者の担任Nが名簿業者に児童の情報を売っていたかは不明だ。証拠はない。
ただ、筆者個人は担任Nが名簿業者に卒業文集のコピーを売却し、小遣い稼ぎをしていたのだろうなとは思う。