なのはF 依託開始

2007-01-14 22:01:11 | 魔法少女リリカルなのは NANOHA
○とらのあな様で同人誌<不完全変形 DXリリカルなのはF>
依託を始めました。
紹介&ネット通販ページ

コミケ等、イベント参加できなかった皆さん、お待たせしました!

とらのあなさん同人検索で「変形」で検索したら一発で出ました。喜んでいいのやら(笑)
(サンプル表紙が白っぽいですが、実物は白が銀っぽい印刷なので光っちゃったんだろーなー)
では、よろしくお願いします。


リュウケンドー52話感想(後編)

2007-01-14 19:52:48 | 魔弾戦記リュウケンドー RYUKENDO
リュウケンドー52話「さらば魔弾戦士」感想(後編)

さらばあけぼの町
さらば魔弾龍
さらば魔弾戦記リュウケンドー!

玩具擬人化画像2枚追加。

注!これは感想の後半です。この先、最終回ネタバレがあります。




後半パート始まりです。







○神社の前。
海さんが剣二に手渡したのは鳴神流剣術に伝わる小太刀。
「師範にしっかり挨拶するのよ」
「ああ」
師範=剣二の祖父の遺品で、おそらくは代々鳴神流に伝わる品なんでしょう。

小太刀を携え、社への階段を上りながら剣二はGゲキリュウケンと語り合います。
「今度の人生は楽しかった、おまえを相棒に選んだ目に狂いはなかった」
人の姿は失ったけど宿願であるグレンゴーストを打ち破り、剣二と言う最良の友を得た人生。
もう思い残す事は無い?なんだか遺言を聞いてるみたいじゃないか。

「なぜおれだったんだ?」
「人生は一期一会。別れに理由があったとしても、出会いに理由は無い」
もうなんか納得するしか無いことばです。

祠の祭壇に小太刀を置き、ゴッドゲキリュウケンを呼び出す剣二。
剣を構え、祖父にゲキリュウケンと作り上げた剣の型を披露します。

「一心同体の剣、みてくれ」
正眼から大きく振りかぶっての振り下ろし。
左手を前に突き出してライジンのポーズ。
片手に持って正面への突き。
そして逆手に持っての振り回し。
思えばゴッドになってからは盾を装備しての戦いでしたが、それに柔軟に対応できたのも鳴神流と剣二の訓練の賜物でしょう。

「泣くな、一人前になったお前を見てもらうんだろう?」
いつの間にか剣二の目には光る物がありました。
「ばかやろう、泣いてなんかいない」
男の子は悲しくても泣かないもの、たとえ本当に泣いたとしても「泣いていない」っていうもんです。
そう言う意味では剣二は今時珍しいくらいの「男の子」でした。

「ゴウリュウガン、お前も一杯やれ」
「無理を言うな」
不動さんとゴウリュウガン。
場末の酒場で一杯、といった雰囲気ですが、場所はいつもの豚々亭。しかも「あけぼのコーラ」ですが(笑)
「これから何人かの女を愛するかもしれんが、おまえ以上に愛する事はない」
うわー言い切っちゃいましたか不動さん。
というか本気でゴウリュウガンラブな人だったんですね。いや、失礼だけどここまで本気で描くとは思いませんでしたよ。シナリオなめてたかもしれない。

こりゃ不動さんに惚れる女性は不幸だな、ライバルは武器でメカで相棒だもん、しかもこの世からいなくなるし...絶対勝てないよ(笑)
「...私もだ」
このときのゴウリュウガンの声がまた優しげで。
おもえば最初から揺るがなかった二人の関係。その間には誰もはいれませんね。
いや、ごちそうさまでした。

河原に佇む白波とザンリュウジン。
「お前が俺にとって一番の存在だったのに、この町に来て何かが変わってしまった」
「俺は嬉しかったぜ、剛一坊ちゃんがやっと大人になったていうことさ」
そこへかおりさんがやって来て、花束を手渡し、別れを告げます。
おそらく剣二がリュウケンドーだと知ってから、白波の正体にも薄々気付いていたのかも。
ジャマンガが滅びてしまえば彼らはいなくなる。そう思っての言葉だったのかもしれません。
「いつか三人で世界を旅しようっていったけど、それはお前がかなえてやれ」
「お前といつまでも旅をしていたかった...つまらないな、大人になるって言うのは」
「旅はいつか終わる。剛一、町に残ってねーちゃんを守ってやれ」
自分で作った魔弾龍が唯一の男が、この数ヶ月で驚くほど変わったのはあけぼの町のおかげでした。
その過程をみることができて、凄く楽しかったですよ。
そして「いつか俺も」と言っていたザンリュウジンの願いはかなう事はなかったですが、いつかの別の時代、別の世界で彼の望みが叶う事を祈ります。

SHOT本部では鈴が、天地司令が、瀬戸山さんが三人の帰りを待っていました。
大切なモノはすべてここ...あけぼの町ににある。だからみんな戻ってくる。そう信じて。

パワースポット。
不気味に黒い霧を吹き上げる建物の前で剣二をまつ白波と不動さん。
剣二は...来ました。その顔は何かを振り切った、清々しい笑顔で。
「いくぜみんな」

「ゴウリュウガン!」「ゴッドゲキリュウケン!」「ザンリュウジン!」
本当にこれが最期の変身!
こころ無しか声にも力が入っている様な気がします。
「ゴッドリュウケンドー」「マグナリュウガンオー」「リュウジンオー」
三人揃っての
「ライジン!!!」

巨大地下空間の中には魔物モドキ達が魔弾戦士を邪魔します。
「邪魔するな、最期の一暴れだ」
「いくぜ!剣二」
かけ声で一斉に魔物モドキに向かう三人。
ゴッドリュウケンドーはマコードとネマノンを魔弾斬りで撃破。
ゲックスを格闘で仕留めるマグナリュウガンオー...弾は撃ってないのはゴウリュウガンへの気遣い?
ジャマインドを一連激で仕留めるリュウジンオー。
もはや三人を止められるものなどいるはずもありません。

遂に到達したパワースポットの巨大クリスタル。
ここを封印すれば、本当に本当の最期です。
そして魔弾龍達は最期の別れをそれぞれの相棒に告げます。
「我々は使命を果たす為に蘇ったのだ」とGゲキリュウケン。
「我々は十分使命を果たしたはずだ」ゴウリュウガンも続きます。
「楽しい旅だったぜ、これからはあの娘と続きを楽しみな」最期はザンリュウジン。

クリスタルの発する鈍い音はまるで彼らの魂を送る鐘の音のように聞こえた...といったら出来すぎでしょうか?
「さあ早く、我々の力を一つに!」
リュウジンオーから順に、Mリュウガンオー、Gリュウケンドーそれぞれの手からはなれ、クリスタルへ吸い込まれてゆく魔弾龍達。
「お前は一人でも立派な戦士だ、今日はお前自身が発動する日だ!」
「...わかった」

魔弾スーツは光となって消え、三人は元の姿へと戻ります。
魔弾龍を飲み込み、さらに激しく光り輝くクリスタルからゲキリュウケンの声が。
「大人になったな、鳴神剣二!」
そして人間の姿に戻った三人は。
「鳴神剣二」「不動銃四郎」「白波剛一」
「ライジン!!!」
まるで魔弾龍に安心しろという風に名乗りをあげ、ポーズをとります。

「永久に、さらばだ」


それがゲキリュウ剣の最期の言葉。
三匹の光の龍は地下から空中へと飛び出し、一声いななくと光のカケラとなって消えてゆくのでした。

戻った青空の下、パワースポットだった建物を眺める三人。
やがて振り返り、その後は振り向かず去ってゆくのでした。

決して、二度と振り向かず。










暗転。





「さあ、いってみようか!」
ええーーーーーーーーーーーーー!
みみみみ御厨博士だあーーーーーっっっ(笑)

有名ギタリストだと聞いてましたが、まさか最期の最期にギター演奏とは。
やってくれるぜリュウケンドー!。
そこからは主題歌「魔弾戦記リュウケンドー」に会わせて踊る、正に豪華なグランドフィナーレ。

剣二、不動さん、白波。
鈴に海さん、市子に律子。
小町さんに瀬戸山さん、天地司令は確認出来なかったですね。
あけぼの署の月岡、花田、雪村署長は写真パネル、牛山さん、駒走さん。
商店街からは猪俣夫妻、豚豚亭の蝶野さん、ガジローさん、主婦姫野美咲さん。
それからカッパの人にマモスケ、チアガールのみなさん。
なんと後ろには寝間着姿のDrウオーム?まで。

皆さん楽しそうだなあ。
ノリノリ剣二と不動さん、白波が真面目な顔してるのがすっごく笑えます。
「せ~のっ!」
そしてラストカットは除夜の鐘を打つ三人。

これでお終い!と思ったら、最期の最期にお別れがまだありましたよ。
メッセージと共にお別れする皆さん。
そして、主役三人は。
「礼!」
ちっさ、鐘の前でしかもガジローさんと一緒だ(笑)

ラストメッセージは「またいつか」
魔弾戦記リュウケンドー、これにてお終い!





○終わってしまいましたね、リュウケンドー。
正直、もうこちらで書く事もあまりないのですが、あと少しだけ。

ホントこの作品に出会えて良かったです。
最初は作り手として関わりましたが、そうでなくても、この作品は好きになっていたでしょう。
ひさびさ特撮の面白さと、最新のCG技術を楽しみました。
ストレートなヒーロー物の楽しさを思い出しました。
人情ドラマはやっぱりいいなあと思いました。
なりきり玩具の楽しさを教えてもらいました。
そしてなによりブログ感想を書く事で思いももよらずたくさんの方と出会う事が出来ました。
一年近く続けられたのはこの作品の面白さあっての事です。
本当にありがとうございました。


○同人誌「リュウケンドー感想vol1今日のゴウリュウさん」ではご迷惑をおかけしました。
「vol2~今日のゲキリュウさん」当初は2月サンクリ予定ですが、反省からチェック時間をしっかりとりたいのです。
ですのでもう少し時間を頂く為、遅れるかもしれません。
領布の際はまたお知らせします。機会がありましたら手に取ってみてください。


○画像アップ出来ました。
いろいろ描きたいシーンが多く、結果前後編合わせて三枚。
とにかくこれで昨年から続いた感想も終わりです。
駄文と擬人化魔弾龍さん達に長い間のとおつきあい、ありがとうございました。

リュウケンドーにさよならは言いません。
再び続編に、もしくはリュウケンドーの魂を受け継いだ作品に会える事を願って。

「また、いつか」



リュウケンドー52話感想(前編)

2007-01-14 01:29:47 | 魔弾戦記リュウケンドー RYUKENDO
リュウケンドー52話「さらば魔弾戦士」感想(前編)

さらばあけぼの町
さらば魔弾龍
さらば魔弾戦記リュウケンドー!

玩具擬人化画像追加しました。注!これは感想の前半です。
(文章が長過ぎて一回でアップできませんでした)
この先、最終回ネタバレがあります。




○年の瀬を迎え、新年の準備に忙しいあけぼの町。
魔物との戦いを生き抜いた商店街はいつものように賑やかで、忙しく日々をおくっています。
肉の猪俣も今日は屋台仕様?ご苦労様です

この感想は年明けに書いているのですが、当日もちょうど大晦日。きっとお子さん達はものすごい親近感を感じていたんでしょうね。
つくづくリアルタイムで見れなかったのは残念です。

「フローリスト野瀬」の前には見慣れた黒コートの男、白波です。
とうとう白波も素直になって、かおりさんに会いに来た?...と思いましたが、彼女を確認すると通り過ぎてゆきました。
気付いたかおりさんが追いかけますが、すでに立ち去った後。
積極的なかおりさんに奥手な白波。まだまだ二人の春は遠いといったところでしょうか。

「次はどうするの?」
豚々亭では剣二が年越しソバならぬ年越しラーメンの真っ最中。
しかも海さん鈴に両側を挟まれ、文字通り両手に花ですな、うらやましい。
その剣二を挟んでの話題は「これから」のこと。
魔物軍団ジャマンガは滅び、元凶の大魔王も今は無く、唯一心残りだったライバルジャークムーンも先週昇天。
刑事を続けるのか、それとも田舎に戻って鳴神流を継ぐのか?
なんだ先週あれだけ鈴との仲が盛り上がっていましたが、こりゃ海さんにも可能性があるってことですかね?
いや、田舎には鈴を連れ帰っても良い訳だし。
海さんとしてはむしろ師範=剣二の祖父の後を継ぐ気があるのかが心配なのかも?
う~ん剣二どうするの?

「いや、全然考えてなかった!」
やっぱバカだコイツ(笑)

あけぼの町を見下ろす丘の公園。
ベンチに座る剣二はゴッドゲキリュウケンにはなしかけます。
「これからどうすればいいと思う?」
Gゲキリュウケンの答えはひと言。
「お前が決めるんだ」
確かにその通り、他人の意見は聞いても選ぶのは自分。誰の物でもない、自分の人生なのだから。
けど、こういう時に不安になる剣二の心もわからないでもありません。
「けど俺とお前一心同体だし」
「親友でも他人ならいつか別れは来るものだ」
寂しいこというなよゲキリュウケン....

そのころ、存在をすっかり忘れていたパワースポットが活性化。
巨大で不思議な輝きを放つクリスタルが発生し(いや、これこそがパワースポットの正体だったのかも」
魔力エネルギーが勢い良く吹き出します。
それは黒い霧になったかと思えば凝縮し複数の塊に姿をかえ、その形はジャマンガの魔物そっくりに変貌するのでした。
真っ黒で解りにくいですが、泥棒ゲックス、硬くてやわらかマコード、人真似のネマノン、パオーことジャマインド、っていうところでしょうか?

降り立った黒い魔物モドキはお正月準備のあけぼの町や、あけぼの署を暴れ回ります。
異変に気がついた剣二、さっそく魔物につかみかかりますが、霧のように分裂し、その拳は宙を舞うばかりで全く効果がありません。
市子律子のバズーカや対戦車ライフルもムダだろうなあ。
物理攻撃の効かない敵、こりゃ厄介ですよ。

未知の敵。これに対してSHOT本部では御厨博士の解説がはじまります。
魔物モドキは「ジャマンガの魔物」とはまるで違う物である(魔的波動がまるで違うby白衣の瀬戸山さん)魔的エネルギーがその姿を映した記憶のようなもの。
これらは予兆であり、警戒すべきはその後の「大規模魔法爆発」である、と。
大魔王の影響を受けたパワースポットの暴走。
使用したアルティメットキーの効果である膨大な魔力の流出が関係しているのは間違いないでしょうね。
御厨博士はつづけます。
「剛一君が以前ヨーロッパでの魔法爆発の際、回避方法をみつけていたようだ」
剣二と不動さん、さっそく白波に強力をあおぎますが、どうも協力的な態度ではありません。
「なにも出来る事は無い。爆発に備え、避難するしかない」

うわ、素っ気ないところが昔の白波だ!?
二人を振り切った白波に話しかけるザンリュウジン。
「教えてやれば良いのに、気を使ってるのか?」
「おれは親友を失い、お前が必要なんだ」
「剛一にはこの町で、もっと必要な物が出来たはずだろ」

白波って急に幼く見えるときがありますよね(剣二とじゃれ合う時とか)
両親を失ったときから、彼は他人を寄せ付けないことで己を守って来たのかもしれません。
反面その心はその時から成長出来ていないのかもしれませんね。
そんなことさえ感じさせます。
しかし「友人を失うかもしれない方法」というのは...これはやはり...そうなんですね。

SHOT本部ではさらに解析がすすみますが、出てくるのはさらに悲観的な結果ばかり。
残り時間はあと二日、しかも魔法爆発の規模は日本が吹き飛ぶというもの!
打つ手の無い剣二と不動さんはパワースポット調査に来ていた白波の元へ。
彼も事の大きさを把握したのか、パワースポット封印の方法を話し始めます。
「三つの魔弾龍を使えば封印出来る」
安心する二人。
しかし魔弾龍達は気付きます。
なぜヨーロッパではその方法を行わなかったのか?
それこそが白波が躊躇した理由でした。
封印には魔弾龍のコアの力全てが必要であり、それを行えばコアは異次元へと飛ばされてしまう...つまり。

魔弾龍とは永遠の別れ。

激しく動揺する魔弾戦士達。
それはそうでしょう、その付き合いの長さはそれぞれですが、互いに唯一無二の相棒と認める存在です。
その相棒を犠牲にしなければならないなんて。
あの不動さんでさえ任務と割り切れず苦しみ、剣二にいたってはSHOT基地から飛び出してしまいます。
たどり着いたのは町を見下ろす丘の公園。
そこで剣二は小町さんに諭されます。
「私も多くの別れを経験したからその悲しさは知っている、けど、別れは新しい出会いでもあるの」

明治からあけぼの町を見守って来た小町さんだかから言える重い言葉。だけど今の剣二にはそれを納得できない、受け入れられません。
しかし、Gゲキリュウケンの言葉が剣二を動かします。
「あ~、がっかりだぜ。男と見込んで一年コンビを組んだが、お前は全く成長していない」
「成長するっていうのは相棒を見捨てても平気になることなのかよ!」
「違う!友が安心して旅立てるようにような...大人になるってことだ」

その言葉に剣二は覚悟を決めたようにつぶやきます。
「ゲキリュウケン、もう少し子供の俺につき合ってくれ」
「...ああ」

はい、ここで前半パート終了。
アイキャッチもいつもの勇ましいテーマではなく「魔弾戦記リュウケンドー」のピアノソロ。
そして映像はノーマルリュウケンドー...いやでも最終回を感じさせて、心にグッと来ますよ。
マダンマグナムCMの勇ましいマグナも見納めか~。
そしてBパートはいつものテーマとゴッドリュウケンドーで始まります。


○絵は前半から印象的なシーン、剣二を叱るGゲキリュウケンそれを見守る小町さん。モバイル魔弾龍が揃ってのシーンと、かおりさんを見つめる白波からです。