リュウケンドー43話感想

2006-10-29 16:05:37 | 魔弾戦記リュウケンドー RYUKENDO
「私のヒーロー」感想。

あけぼのタワーに異変あり。
ジャマンガ戦車が町を蹂躙する。
町と鈴を救え!魔弾戦士


注!この先、ネタバレ、玩具擬人化画像があります














○SHOT本部。
剣二の到着を待ちわびる天地司令、瀬戸山、不動、鈴。
何を待っていたのかと思えば、剣二が抱えた紙袋は「焼き芋」
焼き芋の季節、あけぼの町もようやく秋を迎えたというところでしょうか?
それぞれに秋の味覚を楽しむ皆さんですが、鈴のぶんだけありません。
と思ったら剣二が両手に二本食い。
おいおい、周りには一本配っといて、自分だけ二本かヨ。

差し出した剣二の食べかけの焼き芋も「汚い、ババッチイ!」と拒否する鈴。
剣二も歯磨きは三日に一回だそうだから、断るのは当然、そりゃ鈴も怒るよ。
あまりに怒り過ぎて叫び声が何言ってるか解んないほどです(笑)
毎度始まる鈴と剣二の追いかけっこも、SHOTメンバーにはもうすっかり日常茶飯事、スルーされてます。
剣二と鈴の態度はまんま子供だなあ。

パトロールの時間、ちょうどかおりさんがあけぼの署にやって来ます。
一緒の白波が気になる剣二に鈴は「仲がいいのね」と遠回しに牽制球?
かおりさんが来たのは「あけぼのタワー観光」のお誘い、なんでも行った事の無い白波のためだとか。
彼女にとっては白波もお登りさん扱いだなあ。
「二人でいけば?」とまたしても剣二への遠回しな牽制球発言に、かおりさんもまんざらじゃない雰囲気?
ええ~ザン.リュウジのことはもう忘れちゃったんですか...

魔界では何やら奇怪なメカの絵を描く魔物が...と思ったら血煙伯爵ブラッディじゃないすか!
何事もなかったように生きてますよ。前々回の大爆発はなんだったの(笑)!
とりあえず復活問題は置いといて。
今回の作戦はブラッディの設計した「魔重(獣?)機」使いたいらしいけど、大量の鉄が入り材料不足。
しかしレディゴールドは、その材料のありかをささやきます。はたしてそれは?

結局「みんなで」行く事になったあけぼのタワー。
早めに付いた鈴とかおりさんはコンパクトでメイクチェック。女の子ですね。
と思ったら二人とも互いに男性陣には連絡をしていない事が発覚。しょうがないので二人であけぼのタワー内で待つ事になります。
展望台におっきなカッパの顔、さすがあけぼのタワーですね。

そこへブラッディがかけた魔法がタワーを揺さぶります。
急いで避難するお客達ですが、子供の縫いぐるみを拾ったため、一人鈴だけが取り残されるはめに。
光と轟音につつまれたタワー。
それが変形し姿こそ、カニの様な多脚戦車型魔物「魔重機」でした。
魔重機はその長い足であけぼの町内をあるきまわります。
それだけでも建物は倒れ被害が出るのに、本体からは強力なピンクの破壊光線を発射。
またたくまにあけぼの町は戦場のような状態です。
えらくまた直接的な作戦ですねえ、これじゃ町民はただじゃ済まない気がします。
Drウオームが不在のためか、やりたい放題ですねブラッディは。

ようやく到着した剣二、白波、不動さんの魔弾戦士。
三人一緒に変身してライジン!です。
ここで被害を広げない為にも必殺技で対応する事を決める三人。
リュウジンオーも賛成ですか、以前のように「知った事か」と切り捨て無い点は変わったなあ。
しかし、そこへ現れたかおりさんの情報から、鈴が逃げ遅れ、仲にいると知らされます。

いっぽう市律コンビ。
「魔重機」に追いかけられ、ミニパトで命からがら逃走します。
いつもなら勇ましく重火器を持ち出すんでしょうが、今回は準備不足で拳銃のみだったようですね、残念。
そのかわり住民避難はしっかりやってました。

一度敗退した魔弾戦士達はSHOT本部に帰還していました。
そこえへ鈴から剣二達に通信あります。
彼女は自分の事を気にせず、ジャマンガ戦車を破壊して欲しいと告げます。
しかし剣二は鈴の言葉を拒否。

「オレを誰だと思ってる?リュウケンドーだ! ヒーロはだれも犠牲にしない、町の人も助けるし、鈴も助ける!!」

剣二カッコイイ~!!
そうだよ「そんな無茶な!?」と思う事をできてこそヒーローだぜ!

そしてふたたび魔重機の前に三人の魔弾戦士は立ちはだかります。
「さあ来い!」
コンパクトの反射を頼りに、鈴の位置を知った三人。
まずはリュウジンオーとマグナリュウガンオーが、鈴の居場所の外壁に穴をあけ、ライトニングリュウケンドーにチェンジしたゴッドリュウケンドーが突入します。
しかし突入には成功したものの、自在にせまる遣い魔フェイス型砲台の攻撃で、ふたたび変身が解けてしまいました。
遣い魔の顔が砲台になってるとは、デビル○ンダムヘッドっぽくて面白いですねー。うまくデザインを使い回してます。

砲台は魔弾スーツ反応、と解析するゴッドゲキリュウケン。
だから鈴と一緒に変身しても攻撃される。
しかし飛び降りて変身しても、鈴を迎えに行っても攻撃される。
八方ふさがり、そんな状況で思いついたのは...
「二人で飛び降り→剣二が変身→獣王召還、ライトニングリュウケンドーに→空中で鈴を受け止める」
なんて無茶苦茶な作戦だ(笑)

「星占いでも大丈夫、おみくじも末吉」恐怖心をなんとかしようと自分に言い聞かせる鈴に「おれは大凶だった」と地獄におとすような剣二。
しかしそれも鈴の不安を取り除く剣二の優しさ...なのか?
それで勢いが付き、飛び降りる二人。
「というかシャドウウイングでうけとめろよリュウジンオー」と思ったけど、これも撃墜されちゃうかもしれないのね。

地面すれすれで鈴をキャッチしたLリュウケンドー。
港の桟橋に気絶した鈴を降ろし、そのまま魔重機へ向かいます。
鈴さえ無事ならこっちの物。
Mリュウガンオーとリュジンオーがおとりになってるスキに、ゲキリュウケン爆雷斬りで止め!
魔重機は光に包まれ、その姿をふたたびあけぼのタワーに戻すのでした。

夕暮れの桟橋、佇む鈴に駆け寄る剣二。
互いの名前を呼び合い近づく顔と顔...
と思ったら鈴の平手打ちが剣二に炸裂!
「もっと早く変身しなさいよ!!」
お礼より先に手が出るのが鈴、剣二も苦労しますね。
そんあ二人を眺める白波も「あいつら仲いいな」と認める仲?

そこへ不動さんへ天地司令からの命令が。
「あけぼのタワーをもとに戻せって」

そう「魔重機」を元にもどしたのは良いんですが。移動したためあけぼのタワーは海から生える事になってしまいました。
しかも傾いて。
「三人で一週間はかかるな」と白波。
デルタシャドウとライトニングイーグルでつり上げるつもりでしょうか(笑)
作業の大変さに頭を抱える剣二。
その姿を見ながら、やさしく鈴はつぶやくのでした。
「剣二、あんた本当にヒーローだったわよ」


○今回は巨大メカ「魔重機」につきますね。
大きさだけでなく、あけぼの町への被害も魔物では最大ではなかったでしょうか?
あけぼのタワーが変形、というのは前情報で知っていましたが。それでもインパクトはもの凄いものがありました。
しかも町中で良く動く。
希望を言えばガンオー、ジンオーともっと絡んで欲しかったなあと思うのは、高望みしすぎかな。
これが最終回じゃないのがスゴイですね。
果たして、今後訪れる大魔王とは、どんなバトルになるのか楽しみです。

あ、それとブラッディが何事も無く復活していて笑いました。
メカ遣い魔の槍から復活とか想像してたのに、そこらは脳内補完せよということですかね。
もしくはブラッディっていっぱいいるとか?
でもそれじゃ杖を持って逃げた遣い魔の描写が気になるし。
今後フォローされることを祈ります。

鈴と剣二普段ケンカしていて信頼してる二人、っていうのはこれまでも繰り返される描写なんですが、今回は改めて、鈴が剣二を「わたしのヒーロー」として認めたようですね。
まあ二人はこのまんまとでもいいような気もして来ました。

○今日の絵は魔重機を前に、三体の魔弾龍勢揃い。
背景がちょっと燃え過ぎたような気がします。
鈴はいつも怒ってるから、目を三角にするのがデフォになってますね。

○次回はドーム上の壁に包まれ、閉じ込められるあけぼの町。
だんだん作戦が大掛かりになって来ますね。
警察署長が活躍の予感。
Drウオームもひさびさに外にでるようです。
楽しみです。


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