~映画、カサブランカで歌われた永遠の名曲 "As Time Goes By"~
1941年12月、まだドイツ軍に占領されないフランス領モロッコの都
カサブランカは、ナチスから逃れて、中立国ポルトガルのリスボンを
経由し、アメリカへ亡命するために通過しなければならない寄港地で
あった。
この町にアメリカ人のリック(ハンフリー・ボガード)が経営している
ナイト・クラブ「カフェ・アメリカン」は、それら亡命者たちの溜り場
だった。
リックは、パリがナチスに陥落する前に理由を告げずに去った恋人
イルザ・ラント(イングリット・バーグマン)に彼のナイト・クラブで
偶然の再会をする。二人のパリでの思い出の曲『As Time Goes By』
をサム (ドゥリー・ウイルソン) が演奏しているのをリックが気づき
やめさてしまう。ピアノを弾いて歌ってとサムにリクエストしたのは
イルザであった。
Play it Sam, Play "As Time Goes By".. Ingrid Bergman, Humphrey Bogart
※私も動画をアップしました。
美しいイングリット・バーグマンのスティール写真を集めました。
演奏は、昨年ジャズライブのお店で録音したもので歌っているのは私です。
超下手ッピな歌です・・・バーグマンが気の毒(笑)
Ingrid Bergman - Casablanca "As Time Goes By"
"As Time Goes By"
1931年 作詞・作曲/ ハーマン・ハプフェルド(Herman Hupfeld)
You must remember this,
A kiss is still a kiss
A sigh is just a sigh
The fundamental things apply
As time goes by
And when two lovers woo, they still say “I love you”
On that you can rely
No matter what the future brings
As time goes by
Moonlight and love songs never out of date
Hearts full of passion, jealousy and hate
Women needs man and man must have his mate
That no one can deny
It’s still the same old story,
A fight for love and glory
A case of do or die
The world will always welcome lovers
As time goes by
《日本語訳》
原曲にはヴァースがありますが、省略しています。
意味が通じるように言い換えているところがあります。
<和訳>
これだけは忘れないでほしい
キスといえば キスをすることだし
吐息といえば ため息をつくこと
いくら時が流れようとも
そういうものは何も変わらない
恋人たちは今でも愛を伝えるときは、やはり
「愛している」とささやくから、信じていい
この先何があろうとも いくら時が流れようとも
月明かりもラブソングも 決して時代遅れにはならないし
恋人たちの心は、
いつでも情熱と、嫉妬や憎しみでいっぱいだし
女は頼れる男を求めているし
男にはいつもそばにいてくれる伴侶が必要
そんなことは誰も否定できない
いつの時代も同じ事の繰り返し
愛と名誉のために命を賭けて戦っても
恋する者たちを世界は優しく受け入れる
いくら時が流れようとも