神戸市立博物館の開館30年を記念して開催されている
「特別展 マウリッツハイス美術館展 オランダ・フラ
ンドル絵画の至宝 」の展覧会を10月21日に観覧しま
した。
※マウリッツハイス美術館
フェルメールやレンブラントの母国であるオランダ
第3の都市ハーグの中心地にある美術館。
所蔵作品は約800点と小規模ですが、選りすぐりの
名品を所蔵し、「王立絵画館」の呼称で親しまれて
います。なかでも、世界にわずか三十数点しか現存
しないフェルメール作品を3点所有するなど、17世紀
オランダ・フランドル絵画の質の高さを感じさせてく
れます。
事前に一緒に行った人が、観覧する前にこのお店で
ランチしましょうと教えてもらったレストラン
TOOTH TOOTH masion15(建物が重要文化財)で
ランチコースを賞味しました。
予約しておいて良かったです。すごいウェイティング
の行列が出来ていました。
・・・神戸市立博物館の並びにあります。
料理がすごく美味しくデサートもドリンクもついて
いてお腹いっぱいになり楽しく会話も出来て大満足
しました。
そして、いよいよ神戸市立博物館に入館しました。
この美術展に展示されている絵画は、1600年代に描か
れたオランダ絵画の黄金期の作品が殆どで、修復され
ている作品もあるらしいですが今から350年~400年前
に描かれたとはとても思えないくらいに非常に保存状
態がいいのには驚きました。
(日本の江戸時代前期になります)
展示構成は以下の通りでした。
第1章 美術館の歴史
第2章 風景画
第3章 歴史画(物語画)
第4章 肖像画と「トローニー」
第5章 静物画
第6章 風俗画
西洋絵画の主要ジャンルごとに章を設定されていま
した。
第4章で展示されていたヨハネス・フェルメールの
1665年頃の作品『真珠の耳飾りの少女』
(青いターバンの少女)を鑑賞し感激しました。
振り向いた表情の目や口元にかすかな微笑みがあり、
異国風の青いターバンを髪に、そして耳には真珠が
キラリと光っています。
ずっと見ていたい衝動にかられてしまいました。
私もそうですがどうしても『真珠の耳飾りの少女』
ばかりに注目してしまいますが、他のフェルメール
の作品は最初期の作品で神話がテーマの『ディアナと
ニンフたち』もありました。
そしてフェルメールと並ぶオランダのレンブラントの
作品が6点。更にフランス・ハルス、ルーベンス、
ヤン・ブリューゲル(父)、ヤン・ステーンら、主に
17世紀バロック期のオランダ・フランドル絵画の巨匠
達の名作がずらりと並んでいました。
なかなかに魅力的な展示で、ゆっくり鑑賞できたので
充実した有意義な一日を過ごせました。
展覧会鑑賞後に皆さんと一緒にお茶して、帰りに
ジャズの生演奏を聴いて、レコード・CD店にも
足を運び、好きな事を満喫した一日でした。