B面1曲目のLet Me GoはEmotional Rescueに収録のStoens らしいロックナンバーだ。
曲が進むに従ってどんどんスピードが速くなっていきジャジャーンとエンデングを迎える!
演奏はかなりラフながら
後半戦もぶっ飛ばしていくぜ〜!
とMick が叫んでるように聞こえる。
そしてこのアルバムのハイライトとも言えるTime Is On My Sideの登場だ。カバー曲ながら全米6位まで上がるヒットを記録している代表曲の一つだ。
しかしこの曲もこの時のツァーで久しぶりに演奏されたナンバーだ。
元々はミディアムテンポのロッカバラード風なんだけどここではいきなりKeithのアルペジオのイントロから始まるゆったりとしたバラードになっている。
Mick も思い入れたっぷりに
Time is on my side〜🎶 と歌い出す。
そしてコーラスの部分ではKeithがわざと少しずらして後を追うように歌う。
この曲をこんなスローなバラードにして歌うと言うアイディアを出したのはKeithなのだろうか?それともMick? 実に雰囲気たっぷりなラブソングに仕上がっていると思う。
このツァーの後、この曲がセットリストになる事は殆どない。一度でいいからこの曲をこのバージョンでライブで聴いてみたい。
曲はまたしてもMotown Soundsの登場だ。大ヒットアルバムSome Girlsにも収録されているTemptaionsのJust My Imagination (Running Away With Me)だ。僅か10曲しか収録されていないアルバムにカバーが4曲は多すぎない?
オリジナルはとてもソフトな感じなんだけどM ickが歌えば十分ロックナンバーになる。
そしてこのアルバムもう一つのクライマックスであるStart Me Upの登場だ!全米2位をマークした大ヒット曲の初ライブバージョンの登場だら盛り上がらずにはいられない。Keithの必殺のリフから始まるこの曲はオリジナルバージョンはミディアムテンポなんだけどここはもっとスピードアップされていてライブ映えするナンバーになっている。とにかくカッコいい。
このツァー以降勿論鉄板ソングとして時にはオープニング曲として時に本チャンのラストを飾り、勿論アンコールの締めの曲として必ず登場する。80年以降の代表曲となっている。
そしてこのアルバムを飾るのはこれまた彼らの大ヒット曲(I Can't Get No) Satisfactionだ。何度聞いてもこの曲のイントロは僕たちをワクワクさせる。このツァー最終日のライブの時にこの曲を演奏している途中に暴漢?がステージに上がりMickに向かっていくのをKeithがギター🎸をストラップから外しギターを振りかざしてその男にお見舞い、その後何事もなかったようにギターを弾く続けるというエピソードもある。この模様はVaultシリーズでリリースされた映像で見ることができる。👇
とにかくこのアルバムは本来1枚で収めるのは無理がある。出来れば2枚組で完全版として出して欲しかった。だって直ぐ終わっちゃうんだもん。
もっとも上のVaultシリーズでコンサート全部の映像と音が楽しめるのでもはやこの不満は解消されました。
こんな時だからこそ素敵なロッケンロールのライブ観て乗り切りましょう!
◆Still Life ◆
Relesed Date June 2 1982
Chart Billboard #5
Track Listing
- Intro: Take The 'A' Train
- Under My Thumb
- Let's Spend The Night Together
- Shattered
- Twenty Flight Rock
- Going To A Go-Go
- Let Me Go
- Time Is On My Side
- Just My Imagination (Running Away With Me)
- Start Me Up
- (I Can't Get No) Satisfaction
- Outro: Star Spangled Banner
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