B面はカバー曲で占められている。そしてそのオープニングを飾るのはAl Green のカバーでありTinaの復活のきっかけとなったLet's Stay Together が始まる。
◆Private Dancer ◆
リリース 1984年5月
最高位 全米3位
Track Listing
1.I Might Have Been Queen (Soul Survivor)
2.What's Love Got To Do WIth It
3.Show Some Respect
4.I Can't Stand The Rain
5.Private Dancer
6.Let's Stay Together
7.Better Be Good To Me
8.Steel Claw
9.Help!
10.1984
オリジナルは割とソフトな感じで歌っているけどTinaのバージョンはよりエモーショナルに歌い上げている。元々はラブソングだけどTinaの歌声は恋人に向けてだけではなく自分に関わる全ての人に一緒にいてよ〜!と訴える感じがした。
一転ロックナンバーBetter Be Good To Me が始まる。この曲はシングルとしてリリースされ全米5位をマークする大ヒット曲だ。PV見てもカッコいいよね。元々はロックバンドSpiderがリリースしたナンバーらしい。この曲はTinaのライブでも歌われるけどライブの方がレコードよりもっとロックしていてかっこいい。
続くPaul Brady のカバーのSteel Clawもロックテイストの強いヘビーなナンバーだ。畳み掛ける様にシャウトするTinaは迫力満点だ。
どんな曲でもあたかもTinaのオリジナルか?と思わせるほど全ての楽曲を自分のものにする力は流石としか言いようがない。この曲もライブ映えする事間違いなしの一曲だ。
次に来たのはBeatlesの名曲Help だ。このアルバムで一番驚いたのはこの曲かもしれない。オリジナルは誰もが知っている通りJohnの
(Help!) I need somebody
(Help!) Not just anybody
(Help!) You know I need someone
(Help!)
(Help!) Not just anybody
(Help!) You know I need someone
(Help!)
からイントロなしでスタートする印象的なロックナンバーだけどそれを何とバラードにアレンジして歌ってしまっているのだ!これには驚いた!
ピアノ🎹の伴奏から始まるTina Version のHelpはゆったりと語りかける様にそして聴くものに訴えかけら様に歌っている。あのHelpをバラードにして歌うと言うアイデアは誰が出したのだろう?確かにオリジナルのアレンジはJohn のイメージが強すぎて却って難しいかもしれないけど・・・
この曲もしっかりとTinaのものになってました。ライブでも必ず歌ってくれたけどやっぱりバラード版のHelpも悪くないですね。
そしてアルバムのラストを飾るのは何とDavid Bowie のアルバムDiamond Dogs に収録されている1984 です。
ジョージ オーウェルの小説1984にインスパイアされてBowieが書いた曲だったけどリリースしたのが1984年だったから最後に持ってきたのかな?この曲もTina流のロックナンバーに仕上がっていてとても良かったですね。Bowieと言うともっと後になってTonight で共演するけど、ライブでこの曲を共演した事があるのだろうか?
全10曲捨て曲なしのまさにベスト盤と言っても良いくらいのアルバムだと思います。
80年代を代表するアルバムの1枚である事は間違いのない傑作アルバムです!
◆Private Dancer ◆
リリース 1984年5月
最高位 全米3位
Track Listing
1.I Might Have Been Queen (Soul Survivor)
2.What's Love Got To Do WIth It
3.Show Some Respect
4.I Can't Stand The Rain
5.Private Dancer
6.Let's Stay Together
7.Better Be Good To Me
8.Steel Claw
9.Help!
10.1984
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