2曲の I Need You Tonight は軽快なポップに仕上がっていて何故明日まで待たなくてはいけないんだ!明日まで待てないよ!今夜の君が必要なんだ〜♬ と切なげに歌うPeterが良いね。
そして3曲目はシンセ前回なファンキーなナンバー Oo-Ee-Diddley-Bop の登場だ。この曲など正にJ.Geils BandのアルバムLove Stinks以降のティストが残っている。この辺りクビ同然に追い出されたバンドに対するPeterの意地を感じる。俺だってこんな感じの曲1人でもやれるぜ〜!と言っている感じだ。
更に驚いたのはアメリカやヨーロッパでは自殺ソングと言われていた Gloomy Sunday を取り上げた事だ。ググってみると
1933年にハンガーリーの作家によって書かれた曲らしい。
歌詞の内容は暗い日曜日に女性が亡くなった恋人を想い嘆くというもので、最後は自殺を決意するという一節で終わる。
Peterは何故自分の初ソロアルバムにこの曲を入れたのだろう?僕にとっては未だに謎だ!
11曲の中で明らかにこの曲だけティストが違うんだよなぁ!
そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれるのが次の軽快なモータウン風のナンバー Baby Please Don't Let Me Go だ。これを聴くと The Supremes の You Can't Hurry Love を連想してしまう。曲自体は本当にポップで聴いていると思わず顔が緩んでしまうくらいご機嫌ナンバー。ドライブのお供には持ってこいです。
レコードはこの曲でA面が終わりです。
ここまで色んなタイプの曲を全くの違和感なく歌いこなせるPeter Wolfのヴォーカリストとしての力量は半端ないですね。
狼の遠吠えはまだまだ続くのだ〜!🐺
◆Lights Out ◆
⭐Released July 1984
⭐Chart Peak Position Billboard 200 # 24
⭐Track listing
1. Lights Out
2. I Need You Tonight
3. Oo-Ee-Diddley-Bop!
4. Gloomy Sunday
5. Baby Please Don't Let Me Go
6. Crazy
7. Poor Girl's Heart
8. Here Comes That Hurt
9. Pretty Lady
10. Mars Needs Women
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