11時44分にリヨン駅に到着。マリーアンジュが待っていてくれた。
マリーアンジュと再会して歩いていくと、「あっ、間違えた!こっちの出口じゃなかった。」全く反対方向に歩いていることに気が付いたようだ。
えー!!!ここに住んでいて、しかも時々仕事で一週間に一回はパリに行っているのに!?
この人は大学のドイツ語の先生で、パリの有名なリセ(高校)を出ている人なのだが、意外にもこんなところがあるのだった。
お昼は、日本人経営のフランス料理店を予約してくれているそうで、荷物を置いた後、すぐにそちらへ移動し、ご主人のマニュエルと合流した。
なるほど、人気店の様で、満席だった。
軽い感じのフランス料理で、少し日本風なテイストも使っているようだった。
今は普通になっている?ゆずや小豆などが使われていた。
お料理はまあまあ良かったのだが、他のテーブルにはシェフが挨拶に行っているのになぜか私たちのテーブルには来なかった。
マリーアンジュとマニュエルは初めて来たわけでもなく、二人ではもちろん、両親が来た時も挨拶に来ているそうなのにだ。
でも、彼らは満足していたし、私が喜ぶと思って日本人の店を予約してくれた手前、そのことは言わなかったが、なにか、在仏日本人、またはフランスで会った日本人にこのような思いを感じることが多いのは、残念なことである。
いったいなぜなのだろう。まだよくこの心理が解らない。
さて、ランチの後は、ブリジットさんとの約束があるため、オペラ座の前まで送ってもらった。