そして、そのままマスタード大使との約束場所に向かう。
マスタード大使は、日本のフェアではそれらしき衣装を着て、とても立派に見えたが、ここに来ると、ごく普通のおじさん、と言った感じで、説明も心もとない感じがした。
大阪のフェアでのマスタード大使↓
結局、マスタードの畑で働いている男性が詳しく説明をしてくれ、マスタード大使も初めて知ったようで、「ふんふん」と感心して聞いていたのにはこちらがびっくりした。!!!
ところで、アブラナ(菜の花)とカラシナ(マスタード)は、パッと見たくらいでは見分けがつかないので、飛行機の上から黄色の畑が一面に見えたときも「きれいな菜の花畑」と思ってみていたが、このあたりは、マスタードであることが多いのかもしれない。
よく見ると、葉がギザギザしている違いなどがあるようだが、群生しているので遠目ではまずわからない。
このマスタード大使が偽物?らしいのは、アブラナ(菜の花)とカラシナ(マスタード)の違いが見分けられなかった?違いがあることを知らなかった?ことが、彼への決定的な不審の元となったわけだ。このマスタード大使もここで初めてそれがわかったようで、記念に?と、一本持って帰っていたのはおかしかった。
カラシナ(マスタードの花)を持っているのが、マスタード大使↓
それにしても、あのフェアで誰が彼を「マスタード大使」に仕立て上げたのだろう。こりゃ偽者だ!!!まあ「楽しければいいじゃないの」という(いいかげんな)フランス人だから、と大目に見ようか?しかし待てよ。企画したのは日本人じゃないか?!
まあ彼の紹介のおかげでこのカラシナ(マスタード)畑にやってこられたし、農家のおじさんの説明までちゃんと受けられたのだから、許しておこう。
そして、帰宅し、また奥さんの手料理で今日の長い一日も過ぎていく。
明日は、ペーム(PESMES)というところへ行く。名物料理を食べるために。