今日は夕方、ディジョンへ向かうことになっている。
それまでリヨン散策だ。
マリーアンジュは在宅で仕事をしているが、子供たちやマニュエルとは朝、お別れだった。
昨日マニュエルが買ってくれた赤いプラリネで有名な店のブリオッシュを食べた。
そして、今日はまず広場をいくつか通って、お昼くらいにポールボキューズの市場へ行き、ランチの予定だ。
パッサージュという小さなアーケード街もあったので、歩いてみた。パリより物価が安いので、ゆっくり見たかったが、ポールボキューズの市場で約束があったので、市場へと向かった。
これが市場↓
ここで、日本人の知人と会うことになっていた。
彼女は日本のワインやチーズなどのお店で働いていて知り合ったのだが、フランス好きが高じて?チーズ屋さんで働くためにリヨンに来ている。
少し予定の時間より早く着くと、彼女はいなかった。
そこで、市場の店を回ることにした。
何人か日本人観光客にも出会った。
日本語で書かれているものまであった。↓
チーズ屋さんによると、日本人の知人は働き者だそうだ。
大変評判もいいようで、日本人の働きぶりを評価され、嬉しくなった。
彼女からネット利用しない地図アプリを教えてもらい、その後の滞在でもこれが大変役に立ち、フランスによく来る友人にも教えたら、喜んでもらえた。
目移りするくらいケーキの店も沢山あって、とりあえずランチの後、公園で食べようと思い買ってみた。
散策中、こんなかわいいプレートも↓
リヨンには有名なチョコレートのショップもあり、少し離れたところではあったが、お茶でもと思い行ってみた。ここでも、日本人の女性が働いていた。彼女もとても感じのいい人であった。
せっかくなので、ココアを頼んでみた。
今日はお天気も良く、もっと散歩していたかったが、列車に遅れると困るので、マリーアンジュの家に戻った。
そして、支度をして、教えてもらったバスに乗って駅まで行くことになった。
まさか、この一年後、クリスマスをマリーアンジュやブリジットさんたちと過ごすことになろうとは、この時は思ってもみなかった。
マリーアンジュのリヨン滞在は数年の限定でもあり、もう最後かなと思っていたので、思いを残しながら、お礼を言ってお別れしたのだった。
彼らは、コロナ禍の2020年の夏前に5年のリヨン滞在を終えて、パリに戻った。ほんとなら、今年新しいパリの新居を訪問の予定だった。
そして、そんなリヨン滞在を胸に、いよいよ、エスカレーターの待つディジョンへと向かう。
列車でとんでもないことが待っているとは、この時は思いもしなかった。