食事が済み、ジャム農家へと向かう。
さすがブルゴーニュという、葡萄畑の中を走りながら。
収穫時には金色に輝き、まさに「金色の丘」となるところだ。
少し迷いながら、到着した。
大阪で会った彼が出てきた。やはりお互い懐かしい。
ジャム農家と言っているが、ジャムだけを作っているのではなく、果実を原料とした物がいろいろ作られていて、見学もさせてもらえた。こんな辺鄙な田舎の果実農家をよく日本のデパートは探しフェアに連れてきたものだと感心させられる。
クレームドカシスというのがディジョン名物でもあるが、ここでも作られていて、フランスでも普通の店で売られているものよりは値段も高いものだ。
しかし、味見をしたとき、エスカレーターが、その値段(2000円くらいで普通のものの倍以上)に見合うと思ったのか、買うことを決めたので、私もひと瓶買うことにした。
フルーツ酢を買って、お世話になるエスカレーター夫妻にプレゼントしたら、たいそう喜んでくれた。
なかなか日本では高くて買えないので、ジャムなども買いたかったが、重量が気になるので、我慢した。
帰りは、金色の丘を堪能しながら帰路に就く。途中、ワインカーブも少し寄り道。日本語のパンフレットもあったので、日本からの観光客も訪問するのかもしれない。