2013年11月16・17日に開催された、日本腎不全看護学会学術集会・アジア腎不全看護シンポジウムで、EASEプログラムを活用した看護介入事例3題の発表がありました。
JP-055 体重増加不良患者へのEASEプログラムを使用した看護介入
○濱端 健次、佐藤 慎悟、阪口 圭志
済生会和歌山病院 腎センター
JP-056 体重管理困難な患者への援助の一例
-初めてEASEプログラムを試みて-
○松本 紀子、赤沼さゆり、大徳 聖哲、柳場 悟
白井聖仁会病院 透析室
JP-060 行動変容プログラム導入し自己効力が向上した水分制限不良患者への看護
○滝井 友美、柴田 裕子、柳 瑞枝、川瀬真紀子
独立行政法人国立病院機構 京都医療センター
みなさん、効果がみられたようで良かったです!!
特に、検査データや体重に焦点を当てるのではなく、まずは患者様が人生で大切にしていることを聞くという「生活重要事の前景化」を行った方は、患者様の行動変容がうまくいったようです。
また、引用文献として「岡美智代:援助のための方法. 中西睦子監修、安酸史子編著、成人看護学-慢性期. 東京;建帛社、2010: 54-72」を提示なさっており、EASEをよく勉強してくださっている方もいらっしゃいました。
「EASEプログラム®」と商標登録の「®」をきちんとつけてくださった方もいらっしゃり、うれしかったです!!
EASEプログラムは、普段行っている食事日誌などの指導に「生活重要事の前景化」となどを組み合わせたものです。是非、臨床でご活用ください。