<クアオルト療法と看護>
1.Johannesbad http://www.johannesbad-therme.de/Seiten_Startseite.aspxの病棟には、イケメン男性看護師さん(写真参照→ncm_0168.jpg)がいたのですが、「残念ながら、看護計画などは立てておらず、あまり主体的には取り組んでいない」と語っていました。Bad Ischlリハビリテーションセンター http://www.ska-badischl.at/cont/index.php では、オレムの看護論を使い積極的に看護を行っているようでした。
2.ドイツの看護師の数ですが、100bedsあたりで病棟別に決まっています。たとえば、年金リハビリ施設の100bedsあたりの看護師数は、整形外科7人、循環器8.5人、がん病棟8.5人、Psychosomatik(心身医学) 8.5人、依存症(覚醒剤など)病棟6人などです。他の病院形態だと看護師数も異なります。
3.Bad IschlリハビリテーションセンターのDr.Falkenbach院長が、「たとえ施設が整っていても、本人の意欲が高まらなければ意味が無い」というようなことをおっしゃっていましたが、行動変容には意欲が重要な要素であるという点では、どこでもユニバーサルだと感じました。今回は、まずは私にとっては、クアオルト入門研修だったため、行動変容支援に看護師がどのように関わっているかまで聞くことはできませんでした。しかし、単なるリゾートではなく、有病者に対する療養施設として、つまり医療としてクアオルトを展開する事が重要であることがわかりました!!
阿岸先生をはじめ、お世話になったみなさま、ありがとうございました。
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