<クアオルト療法は医療と密接に関係している!!>
クアオルト療法には多くの種類がありますが、中でも、テラインクア(terrainkur:地形療法)は、森林などを歩く運動であり手軽に行える運動だと思いました。また、バルネオテラピ(balneotherapy:温泉療法)は、温泉の多い我が国にも適した療法です。訪問した健康保養地は医療と密接に関わっており、ドイツではテラインクアやバルネオテラピは、医療保健も適応されると言うことでした。研修では、クアオルト療法の中でも気候療法(地形療法)、坑道療法 http://www.gasteiner-heilstollen.com/ など、多彩な療養法を体験することができました。
医療との連携では、Bad Fussingの温泉では、ほとんどのホテルに病院やクリニックが併設されていました。訪問した、Johannesbad http://www.johannesbad-therme.de/Seiten_Startseite.aspx
では、病院が併設されており、整形外科病棟ははもちろんのこと、心療内科病棟もあるという充実ぶりでした。透析室もありましたよ!!一次予防にとどまらず、疾病の進行を予防するという三次予防までしっかり行っていました。
ドイツ・オーストリアのクアオルトは、自然資源を生かした医療であり、楽しみながら健康向上を図る医療であることがわかりました。Penderは行動変容に関するHPM(health promotion model)を提唱していますが、そのモデルには楽しさの要因にあげられています。クアオルト療法を患者さんに適応するときは、看護モデルでもあげられている、楽しさである「愉楽」に注目したいと思います!!
http://9023.teacup.com/mo/bbs
こちらの掲示板にいただいたお返事です。
ご連絡ありがとうございます。
西洋医学も大切ですが、善如寺さんが書いていらっしゃるように、体調管理には患者さんや当事者ご自身のセルフマネジメントが大切ですよね。
日本統合医療学会群馬県支部を立ち上げ、私で良ければ協力いたします。
michiyookaアットマークgunma-u.ac.jpに直接ご連絡ください。