南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

道を間違えた?

2007年08月09日 | ミクロネシアの幼稚園
今日も職場には給食を作る調理員の人だけが来て、肝心の幼稚園の先生は来ず。

昨日の続きのクレパスを仕分けする箱を制作。なかなかの出来かな?
今年は、クレパスとか整理整頓ちゃんとさせたいなあ。
それが教育だという概念がないので、なかなか定着しないです。
先生も片付け余り好きじゃないからなあ。

あと、新入生の子どもの名前を全員書き、黒板に貼りました。

一通り掃除をして、このまま新学期に突入しても良い状態だけにはしておかないとね。

午後からは銀行に行って小切手を現金にしてもらい、事務所に今回の広域研修のビデオをとりこんだものと報告書・エバリュエーション(評価表)のまとめたものを提出しました。

途中でご褒美として、ソフトクリーム買って。(この島で唯一ガソリンスタンドで、ソフトクリームが食べれます)この前まで3ヶ月くらい品切れでなかったけど。
あと、固まっていないからコーンではなく紙コップに入っているのが多少違うけど。
(固まっていてコーンに入れてくれるときもあるのですが)

帰りは村の仲間の隊員の家に行って、その隊員が家族のために作った巻きずしをもらって、家族のお土産にして帰ってきました。

明日は、幼稚園から高校までのポンペイの先生が一堂に会しての集まりがあります。

そこで一芸を披露する予定も何故かあります。もちろんウクレレ。
その話をすると、「本当にウクレレ隊員になりつつあるね」って

やばい、道間違えたかも?
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職場は1人?

2007年08月08日 | ミクロネシアの幼稚園
今日も朝から出勤。でも同僚はドライバーが来ただけで、誰も来ない。

来週から新学期なんだけど・・・

今日は、新しい誕生表をクラスで貼ったり、クレパスがバラバラなので、箱に仕切りをつけて、色事に入れられるようにしました。

あと、職場のJOCVメンバーと広域研修の報告書作り。

今週は広域のエバリエーション(アンケートのようなもの)を解読していました。
みんなローカルティーチャーは英語でかなり癖があるので、それを打ち変えるのは至難の業?

今日ローカルの先生に聞いてみたら、いとも簡単に訳して(いや解読)くれました。

一つの単語に意味なく大文字がランダムに入ってるのが辛い。

流れで理解しないといけないんだろうけど、そこまでボキャブラリー豊富ではないので。

どうにか終了。かなり時間費やしたけど。

これで一仕事終了だ。
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ダイヤモンドヘッド

2007年07月12日 | ミクロネシアの幼稚園
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いよいよ発表

2007年07月12日 | ミクロネシアの幼稚園
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僕専用スクールバス

2007年07月11日 | ミクロネシアの幼稚園
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海外出張 In Hawaii 

2007年06月05日 | ミクロネシアの幼稚園
僕の幼稚園は卒園式は終わりましたが、まだ終わっていない幼稚園があるので、その卒園式を見に行くために、同僚やドライバーがスクールバスで家まで迎えに来てくれて(もちろんポンペイタイムで30分遅れで)ソケールという地域の幼稚園に。

30分遅れましたが、大丈夫。向こうもポンペイタイムなので始まっていませんでした。

そして算数プロジェクトのMEETINGの為、一度町に戻って、幼稚園の事務所に行くと同僚が「今日はワークショップのMEEINGがあるよ」と急遽知らせてくれました。きっと急遽決まったことではないのですが、僕にはいつも情報は急遽分かります。

4月からずっとPECといって北大洋州の国々(ハワイ・グアム・ミクロネシア・マーシャル・パラオなど)の教育関係者が集まってワークショップを開きます。

僕もそれに同僚と一緒に応募して、紆余曲折の末、参加できることになりました。

今日日程がわかり、7月9日から13日までハワイに出張でワークショップにいけることになりました。合格通知は大分前にもらっていましたが、いよいよ行けそうです。

ハワイでワークショップをしたいのは、なかなかこのミクロネシアではワークショップをする機会がないこと、また同僚のカウンターパートと一緒にワークショップをすることで理解を深め、信頼関係を構築したいこと・・・・

もちろん、ハワイという大都会?に行けることも、3万5千人の島から出ることができない僕にとっては魅力的ですが・・・

このワークショップ参加・応募までは先ほど書いたように正直「大丈夫かな」という感じでしたが、まずチャレンジしてみようと馴れない英語で1時間分のプレゼンを用意しました。

また詳しくは違う機会に。

日本では海外出張なんてありえないので、これはぼくにとって人生で最初で最後になるであろう海外出張になります。

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goodbye good luck

2007年04月03日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、シニアボランティアがこのポンペイを旅立って、日本へ帰国されるので空港へ。

すると見慣れた子どもの顔が、そうクラスで一番何でも一生懸命なWelperson(愛称Jun)。

彼は前々から「アメリカに行くんだ」と言っていました。それが今日だったのです。

今日は空港にJunのお父さんのように20代前半のミクロネシア人男性がいっぱい。
そう今日は、アメリカへの集団就職のようです。行き先はノールカロライナ。

ミクロネシアはグアムのようにアメリカの準州ではありませんが、自由協定をむすんでいるので、ミクロネシアの人はVISAなしでアメリカで働くことが出来るのです。
ですから行く気になれば今日思い立ったらすぐにいけます。

ノースカロライナやオレゴンなどポンペイ人が集落を作って暮らしている州があるそうです。アメリカ人に比べれば低賃金で雇えるのでアメリカ本土ではミクロネシア(ポンペイ)人の需要はあるそうです。

確かにこのポンペイでは努力して働いてもその努力が必ず報われるとは言い難いです。
その点アメリカでは頑張れば、たくさんのお金が入ってきます。

そんな当たり前の資本主義の考えの中で生きていた僕なのに、今日はなんだか「行かないで欲しい」と思いました。

この島は開発途上国ですが、人が暮らして行くには本当に良い島です。
平和で、食べ物には困らないし、みんな仲良しだし。

こんな島で暮らしてきた人が厳しいアメリカの社会でやっていけるのか?
僕の可愛い生徒のJunは、そんな中で生きていけるのかな?
それがホントに幸せなことなのかな?

彼は意味も分からず「アメリカに行く」と夢の国へディズニーランドへでも行くような心境でしょうが、そんな夢のような暮らしが待っているとは僕には思えません。

人にとってお金は大切です。同じ働くならたくさんお金がもらいたい。それは多くの人が思うこと。でもお金だけのために生きているのではないことも、同じようにたくさんの人が分かっています。
Junのおばあさんやいつも幼稚園に来てくれていた曾おばあさんは、しっかりとJunを抱きしめます。僕も彼をぎゅっと抱きしめました。

もう彼と会う事なんて、一生ないことでしょう。僕にとって。

今までたくさん子どもと別れは経験してきましたが、こんな不安な気持ちになったのは初めてかもしれません。
今まではどちらかというと、(日本では)引っ越しに不安な両親に「大丈夫ですよ、子どもはすぐになれます。これも人生にとって良い経験です」なんて励ましていたけど、今回は逆です。
別れを悲しみながらアメリカへ希望いっぱいの両親に僕は「Good luck」というのが精一杯でした。

僕がまだポンペイの幼稚園に馴れないときに「ソンバタ(先生)ラカップ(明日)マトン(遊べる)?」と一生懸命聞いてくれることが僕の支えでした。

本当にJun、君と出会えて楽しかったよ。これからも君のイイトコロをいっぱいアメリカでも広げてね。ポンペイの事を忘れないでねと言う意味を込めて、Pohnpeiと刻まれたブレスレットを手につけました。お母さんがなくしたら困るから「お母さんがつけておくわ」という手を振り切って、車のハンドルに見立てて気に入って遊んでくれていたJun。

本当に君のことを忘れないよ。一生。
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やはり子どもは南の島の子どもだった?

2007年04月01日 | ミクロネシアの幼稚園
すっかりブログご無沙汰してしまいました。

ヤップ出張以来、バタバタしていて。でも元気です。

今日の写真は先週の木曜日にあった幼稚園のカルチャーデイです。

この島のカルチャーは、もちろん腰蓑姿にサカオを言うお酒と捧げ物などをする祝い事。

子ども達が背負っているのはサカオという胡椒科の植物でこれをつぶしてサカオという飲み物を作ります。

このサカオをナンマルキ(酋長・今も村ごとに酋長がいますよ)に捧げるという儀式をしました。(本物の酋長は来ていませんが)

僕がヤップに出張中に練習していたみたいですが、練習中は制服でしていたので、まさか当日このように腰蓑姿になろうとは。

この腰蓑実はスーパーに売っているそうで、みんなそこで買ってきたらしいです。

うーん?

それに本当は始めるのが9時だったのに始まったのは10時30分くらい。
衣装を持ってきていない親がいたり、子ども自身がきてなかったりとかなりポンペイタイム(決まった時間通りにしないことをポンペイではポンペイタイムと言います)

いつも制服をきているので、肌が違うくらいしか思わない子ども達ですが、やはり腰蓑をつけて、身体にオイルを塗ると違います。

この子ども達、やはり南の島の子ども達だって改めて思いました。

毎日この格好で来られても困るけど。

日本で言えば着物を着るような感覚。つまり普段は全く着ないと言うことです。

彼らしか持っていない文化を受け継ぐことは大切ですし、是非このように幼稚園や学校でその大切さを伝えていって欲しいです。

自分たちの先祖がはぐくんできた大切な歴史なのだから。

ぼくのそんなこの島の伝統をたくさんこれからも学んでいきます。

4月1日ですが、エプリルねたは全くなしです。

そして日本の皆さんすいません。

今週は幼稚園お休みです。イースターホリデーです。

たまっている書類書きます。何日かかるだろう?
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カウンターパート過ごす喜び

2007年03月13日 | ミクロネシアの幼稚園
僕は子どもの自然な姿の写真を取るのが大好きですが、活動中はなかなか撮れないので、最近?集合写真も楽しいかな?と撮り始めましたが、自然な集合写真・アップはなかなか難しいです。

さて、今週で3rdQUARTERは、終了。
ポンペイは4学期制で、1st 2nd 3rd 4th とQUARTERで区別してされています。
日本みたいに学期ごとに休みがあるわけではなく、長期休みは夏休みの2ヶ月、クリスマス休みの10日、そしてイースターの10日(土日も含む)になります。

ECEでは、QUARTERごとに成績をつけなければなりません。
私は直接成績をつけるのには、かかわっていませんが、今日もローカルの先生と一緒に成績をつけるためのテストを一緒に行いました。
内容は形や大きさが違う積み木(1種類を複数個)用意して、大きさや形によって仲間に集めるというもの。内容を聞かされていなかったので、そばで見ていました。いつものように22名いる子どもが1人ずつするので、待っている子は待ちくたびれていました。そんな子どもをなだめすかしていると、今日は「あなたがこのテストをしてくれる」といって僕にテストの内容と点数の付け方を教えてくれて、ローカルの先生はもう一つのテストをはじめて、2つ同時進行。良い感じになってきたと思っていると、またまた退屈そうになった子どもにプリントをさせるではないですか。それもいつもさぼってしまうことの多い先生に頼んで。つまり3人で同時に違うことをして、それぞれの子どもに寄り添って指導するということ(良いように表現すると)。そうそうこれこれ。これを伝えたかったんだと。
まだまだチーム・ティーチングとは言えないけど、こういう風に3人の先生がそれぞれでいいから機能的に動くこと。それをやることがいかに効率的であることをわかってほしかったというか、それを自分たちでする必要性(僕だけに頼むのではなく、ローカルの先生同士がシェアーするという意味で)。確かに成績をつけるという迫られて環境なんだけど、言葉ではうまくつたえきれなかったものが、行動で伝わった感じがしました。(ちょっと大げさかな?)そして、昼からカウンターパートが成績をつけて、僕は3rdQUARTERの出欠を確認しました。あまり彼女たち本来の仕事はすすんですると、僕に頼むと楽になるという風になっては困るので、自分たちでしてもらうようにしながら、彼女たちが頑張っているときに積極的に手伝います。そんな後またまた嬉しいことが。それはカウンターパートが事務所でなにやら印刷物を抱えて戻ってくると、「明日このプリントを使って授業をして欲しい、私は明日成績などをつけるのが大変で、教えることが出来ないから」と。今までなら僕に何かしてとお任せになって、自分勝手に仕事をしていたりしたのですが、このコミュニケーションを取ろうとする気持ち、また自分でプリントを作って何をしたいかを自分で明確にしていることが凄く嬉しかったです。正直、自分で作ったプリントの方が使いやすいし、子どもへの指導も徹底しますが、彼女のプリントでもちろんします。それがまた次への信頼やコミュニケーションにつながっていくからです。

こんな風に毎日上手くはいきませんが、少しずつ本当に少しずつ互いの距離が縮まってきているのかな?と実感しています。時に1歩進んで2歩下がることもありますが。
こういう事があると、また地道に頑張っていこう、それが一番だ。焦らず自分だけの気持ちを優先させるのではなくと、自分に言い聞かせるように。
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自分の仕事に改めて感謝

2007年03月11日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、幼稚園教諭という仕事をしていて本当に良かったなあと改めて思いました。

それは、日本から昔の教え子が受験の結果を伝えてきてくれました。

それも昨日出たばかりなのに。

彼とは卒園してからかなり長い時間が経過していますが、彼が小学校に行っても中学校に行っても運動会などの機会に頑張る姿を見せてもらっていました。

そして僕が協力隊にいくことが決まったときにも幼稚園を訪ねてきてくれて、一緒に話をしました。

真剣な話をいろいろとした後で、彼は「先生って楽しいだけのイメージしかなかったけど、いろいろなことを考えているんですね」というようなことを言ってくれました。

僕はその時もそんな彼のコメントが嬉しかったです。
僕はだって子ども達に夢というか大人になったら楽しいことが待っている、先生って楽しそうに生きているなあって子ども達に僕の姿を見て、思って欲しい常に思っているからです。

そして僕は幼稚園の先生は一生の進路相談をしているっていう意気込みで仕事に取り組んでいます。

もちろん今も連絡して付き合っているのはたくさん教えた子どものほんの一部の子どもですが、それでもこうして、人生の岐路に立ったときに連絡がもらえるなど、成長の場に一緒に立ち会えることを本当にありがたく思っています。

これからもそんな風に僕のことを覚えていてくれる彼のためにも、人生の先輩として、あんな大人になりたいなあっていう先生、というか1人の人間として頑張らないとなあって改めて思いました。

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お祖父さんが来られて授業中断?

2007年03月09日 | ミクロネシアの幼稚園
さ今日は後半部分の10時30分から11時30分の部分が殆ど子ども達は座っているだけ。(いつも座っていますが・・・)

なぜなら、地域のお祖父様(僕のホームステイのお祖父さんとは違います)が来られて、なにやら子ども向きにはなく、先生や挙げ句の果てに校長まで話をしていました。その間子ども達は先生の「カテムセイセイ」(静かに座っていなさい)と言われてじっとすることを義務づけられました。

どうやら再来週に幼稚園で行うカルチャーデイにお祖父さんに色々なことを教えてもらうみたいです。

再来週の金曜日にカルチャーデイがあって僕の参加したいのですが、来週の土曜日から再来週の金曜日までヤップにいくので、当日は不参加なのですが。

サカオとかいろいろ話していましたが、普段から子ども達は否応なしに親のサカオに付き合わせているのですが。

でもこういう機会に伝統文化を学ぶのは大切だと思います。
子どもが分かるように教えてあげることができるなら。

お祖父さんとのお話が終わってお祖父さんがそのまま部屋でカリキュラム的ことを書き出して、やっと子ども達は授業再開。

歌を歌っていると他の先生から「もっと静かにお祖父さんがいるから」と。

お祖父さんがいる間、授業をしなかったのは、お祖父さんへの敬意。それとも単に話に夢中になっていたから?
よく分かりませんが、この島にある年長者への尊敬の念がこんな所でも見られて嬉しかったです。

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暑い一日 我慢も大切?

2007年03月02日 | ミクロネシアの幼稚園
昨日から三月。今月は毎日更新を目指しますって誓おうと思ったら、出張があるから駄目ですが、ポンペイにいる時は毎日更新できるように頑張ります。

今日はECE DAY(ポンペイの全部の子どもが集まってする大会?)のウー村予選。
このECE DAY自体がまだまだ掴めていないでのですが、今日やっと分かりました。
つまりポンペイの幼稚園のオリンピックというか大運動会みたいなものです。

なんでプログラムに数字を書いたり、文字を選んだりすると書いてあったので、みんなで部屋でするのかな?と思っていたら違いました。

炎天下の中9時から12時過ぎまで、そして1時から3時過ぎまで5時間以上。
地面は連日の雨の後に晴れたので、ぐたっとする暑さです。

全員が出れるわけではなく、先生が選んだ子ども。だからずっと見ていて1つか2つ倉石かでない子もいるし、5つも6つも出る子もいるし、日本で言う平等主義はここには存在しません。

同じ競技で50メートルと75メートルの競争があったり、順位を決めたのにまたまたファイナル(ここの人はファイナルが好きです)でもう一度戦ったりとかなり引っ張ります。

一つ一つに準備して、子どももそのたびに呼んで、準備してと日本では正直考えられないスピードで進むので正直心の中で「おいおい」って思いながら元気に走り回っていました。だってカウンターパートから午前中だけだよって聞いていたから。そしたら、この続きは「午後にしようね」だって。お弁当は保護者の人が分けてくれて、食べ損ねずに済みました。

午前の途中からしんどくてぐずる子もいるし、子どもの方が正直。

ずっと日陰でいる先生や口だけで子どもを動かす先生は良いけど・・・

子どものしんどさをどれだけ先生達は考えているんだろう?
保護者の中には自分の子どもが殆ど出てなくて、不満げなのを分かっているんだろうか?

確かに日本の運動会もかなり暑い中頑張らせているけど、それが子どもの成長につながっているし。ここは単に順位をきめるだけだからなあ。

今日の活動を開催したサラダック小学校の校長先生に幼稚園のことは担当外とは思いつつ、「今日のプログラムは子どものことを考えていない」と伝えました。

もちろん全てを否定していては、始まりませんし、そんな気持ちではないですが、このプログラムに幼児理解があらわれているなあと。

そんな根底からかえる事なんて出来ないけれど、自分が動きながら「これって子どもにとって良いことなのかな?」という疑問として一緒に考えることは出来るはずだと。

そのためにも信頼関係構築。単に相手のことを思い図るだけでなく、時には気持ちをぶつけ合いながら。

写真は昼休みの時間に色々な子どものアップ写真をとっていたら、どれも素敵な表情でした。パソコンの画面もこれに変えました。
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感謝(改めて)

2007年02月27日 | ミクロネシアの幼稚園
最近、日本の職場の先輩とメールをして「感謝」と言う言葉、気持ちを改めて振り返りました。

ミクロネシアに来て、8ヶ月が過ぎ、当初感じていた新鮮な気持ちは薄れ、それはある意味ここの生活になれてきたことでもあると思います。
毎日楽しかったり、もどかしかったりしますが、しかし、当たり前のように毎日が過ぎていっているような・・・

もっと今自分の置かれてる環境に感謝する気持ちが欠けているような。

もっと当たり前と思わずに、一つ一つの出来事に意味を持ち、感謝できる自分でありたいなあと思っています。

今日はそんな感謝の気持ちが素直に表れたこと。

幼稚園には8つのルールがあり、子ども達が何かしでかすと、先生は「ルールは何だった?」とよく復唱させます。

ルールを覚えることだけでは意味がなく、幼児にとっては生活の中で体験する出来事の中で「それどう思う」「今の良かったね」「今のはちょっと残念だった」と教師が伝えていくことでルールの意味や子ども自身が自分のことを振り返ることができるきっかけになるのですが、それはなかなか難しいので、とりあえずルールの書いてある紙からかえていこうと。

ルールの書いてある紙は、本当に文字だけ書いてあります。
「家からお金やお菓子を持ってこない」「外で遊ぶ」「ゴミはゴミ箱に捨てる」「出した物は片付ける」などなど。

カウンタパートも新たな物を作って欲しそうだったので、僕が「このルールの紙は、子どもが分からないから、分かるようにしよう」というと「うんそれがいい」と大ノリ気。

今日、段ボールを切っているといつももう1人のカウンターパートとナースに入り浸り、ひとしきり話をして時間が過ぎていくのに、今日は僕の様子を見て「わたしができることがあれば、手伝う」と行ってくれました。
僕が切った紙をボンドで貼ってもらったり、僕が絵を描くから君はルールを書いてといって、まさにジョイントで作業ができました。あっという間に3時間が過ぎ、無事見事な新たなルール表が完成。彼女も大喜び。

僕もこのごろ、全くと言っていいほど昼子どもが帰ってから一緒に作業や授業について考えることができず、「これじゃあ、全く技術移転なんてできてない」とかなり考え込んでいましたが、2-3日前から一日一回今日の授業について僕の方からコメントを言うようにしました。その甲斐あって?いや彼女が作りたいとおもっているものを僕が作ろうとしたから、この際どちらでも良いです。とりあえず一緒に作業が出来、子どものために同じ目的を持って活動が出来ました。こういう事を積み重ねていきたいなあと。

今日一日で何が伝わったではなく、同じことをすすめて活動していくことこそが大切だと。

今日は、その気になってくれたカウンターパート、こういう機会が持てた事へ感謝です。
こういう事がたまにあるだけで、やっぱり頑張らないとなあって思います。

これが当たり前ではなく、おかしな言い方かもしれませんが、こういう日々をカウンターパートの気持ちに「感謝」したいと思います。
感謝を持つと自然と彼女が「あれ取って」っていう言葉も「はいはい、どうぞ」って気持ちよく動けます。これも彼女との理解につながっているんだと思えると。もちろんやりすぎて、マンパワーになってしまわないように気を引き締めないといけませんが。
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すごいECE DAY

2007年02月26日 | ミクロネシアの幼稚園
ECEとは日本で言う幼稚年のこと。

今日朝カウンターパートから3月末に行われるECEDAYについて話を聞きました。
僕も本来は準備段階から入っていろいろしたかったのですが、どうやらプログラムはもう決まったみたいです。

全ポンペイの子どもが集まってする戸外も含まれる活動と聞いていたので、体操などいろいろな遊びをするのかと思いきや、今日はなしを簡単に聞いたところでは、数字の勉強やものを見てその頭文字は何かなど、まるで共通テストのようです。これからECEDAYにむけての活動をしていくからといわれました。今ポンペイで行われている文字や数字を教えることを主とした教育方針を誰も止めることは出来なさそうです。
「ECEDAYに向けての活動って、僕がしている子どもと数字のカードを使ったアクティビティーを続けていけばいいんだよね」と聞くと「うんそれでいい」という答え、もちろん読み書きも入ってきますが、まず数の概念をしっかりとつかむことからしていかないと。

でもカウンターパートはゲーム的に(僕の遊びの要素を入れてくれたと信じて)二人の子どもにチョークを持たせて、「用意ドン」で黒板に走り、どちらが速く1-10まで書くかの遊びをしていました。でも1-10までまだまだ書けない子どもが多いので、出来る子できない子がはっきりしてしまいました。終わってから、活動はとても面白くて、子ども達も良く見ていた。でも、最初に「1-10までは、こういう風に書くんだよね」と一度れピーとしてから出ないと子どもは何をしていいのか分からない子どもがいたように思うと話しました。最近なかなか授業について話す機会が少なくなりがちで、粗探しではなく、良かった点、より良くしていく点といった前向きな考え方を共通にしていきたいなあと思っています。人にえらそうなことは言えないのですが。

そして急に部屋を出来るだけこれから綺麗にしてほしいと言われました。「なぜ?」答えはECEのスタッフがスケジュール未定で来るようです。
今日はいつも昼から昼寝とお話が主体の同僚も最後のほうは掃除をしていました。
思わず「いつもこういう風に綺麗だといいね」と話しました。
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とうとうミネラルウォーター飲料水機

2007年02月20日 | ミクロネシアの幼稚園
この間から、ポンペイの水事情があまり良くないようです。

雨不足で水が不足していることもありますが、この間校長先生が幼稚園に来て、「水道水は汚いから飲まないように」とお達しがありました。

すると、給食室に暫くすると、ミネラルウォーターの1ガロン(18リットル)缶が置かれていたので、どうするのかなって思っていると、なんと教室に設置されて、子どもの飲料水になりました。でも休み時間はローカルの先生が僕に「部屋の鍵を掛けておいてね」と子どもが使えないようしたり、好きな遊びの時間がおわると整列するのですが、整列が先か先に水を飲むのか、はっきりせず。また子どもには最初さわらせないと言っていたのに、自分が次々水を汲むのが面倒になると子どもにさせたりと、いったいどういう風に使わせたらいいのかな?と。

でも子どもの事を考えて設置されたのなら、水筒などを持ってくる習慣が普及していないこの暑い南の島には良い設備です。

日本から見れば、なんで協力が行くところに日本にないような物があるの???
って思われるかもしれませんが、こういうある意味外国からの援助のみで多くの部分が成り立っている国では、決して珍しいことではありません。

今日は僕が「飲みたい人はちゃんとならんで」みたいなロカール語をいうと、素直に並んで順番を待っていました。「ルールを守ろう」「ルールを言ってご覧なさい」と連呼するのではなく、子どもは必要性を感じるとルールを守ります。自分が心地よく暮らすために。

この機会も、子どもののどを潤し、そしてルールなど社会生活がスムーズに行くように潤してくれる良い機会になればいいと思っています。
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