南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

またもや名所めぐり

2007年09月30日 | 青年海外協力隊
今日は、いや今日もナンマドール遺跡・ケプロイの滝に行ってきました。

今日も言うのは、先週は昨日ポンペイを去ったスタッフの方と、そして今日は、新しく来た隊員を連れて。

ポンペイには素敵なところがたくさんありますが、観光名所といえば、やはりこの二つなので、去る人、来る人どちらの方とも一緒に行ってしまいました。

新隊員たちが明日あさってとポンペイを去るにあたって、ポンペイの思い出作りのお手伝いができたのなら光栄です。

車のない僕たちがこういう風に団体(今日は総勢12名)で、観光に行くのには、タクシーが必要です。それもそれぞれの場所でタクシーを乗り降りしていては、タクシーはなかなか来てくれずに日が暮れてしまうかも?
なので、僕たちはタクシーを借り切って出かけます。
旅行者の日本人だと高くなりがちですが、ローカル料金に準じた価格で乗せてもらえます。

それもいつも村のタクシーを利用していて、僕たちのことを知ってくれているからこそ。
まあ、僕たちもそのタクシーがあるから、町に行くことができるのですが・・・

明日は、ミクロネシアの大学に行って、幼稚園教諭育成コースの授業を見せてもらう予定です。それもこの国の教員の質向上にどう結びついていくか、またこれからどんなアプローチをしていくのがいいのかを考えるいい材料になればと思います。
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この胸の中に

2007年09月29日 | 青年海外協力隊
今日は1年3ヶ月赴任してからずっとお世話になったスタッフが帰国される日でした。

送別会の時に歌を作ってプレゼントしましたが、どうも納得できず、新たに曲を作り直して、メンバーで練習して、旅立つ間際に歌いました。

どのメンバーが去ることも寂しいですが、長い時間を一緒に同じ目的に向かって歩んできてくださったスタッフだったので、その思いを伝えようと。

ウクレレバンドのメンバーにこの曲を作って聞いてもらったときに「この曲ってラブソングみたいですね」って言われましたが、それだけ思い入れが深いのかな?と自分で思いました。

見送った後に、夕方仲間から電話があり、見送ったはずの飛行機が飛び立たず、エンジントラブルで5時間待ちになり、一度空港から戻ってきて夕食を一緒に食べるというハプニングつきでした。

飛行機が飛ばなかったのは、きっとそのスタッフのこの島への思いが重すぎて飛ばなかったのかもしれません。

歌を聞いて、もちろん涙してくださいました。

歌は「この胸の中に」
                                     

さよならは いつもさびしいね  でも僕らの

楽しい   思い出は胸に    いつまでも

ポンペイで過ごした   2年の月日の中で

たくさんの勇気と    元気もらったよ
        

ありがとう  君のこと   忘れやしないよ
        
いつの日か  会えるね  このままの僕らで
      
ありがとう ポンペイに  君がいてくれて

いつまでも 思い出は   この胸の中に

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つながっているから

2007年09月28日 | 青年海外協力隊
今週は、ウクレレライブが3回というアーティスト並みの?出演回数。
火曜日に日本人会、金曜日が新隊員歓迎会、土曜日がスタッフが帰国されます。
誰から頼まれているわけでもなく、全くの自己満足で、自作の曲を仲間と一緒に歌っているだけなのですが・・・

今日は、午前中の授業では、カウンターパートが昨日聞いたCDから自分で選んで、CDを使って自分も自ら体を動かして、子どもを指導してくれました。「すごいいい教え方だったよ」というと「今日は金曜日だから、頑張れるよ」との答え。
まあ、それでも十分です。毎日これなら金曜日でもいいのになあ。

その後も、僕が授業でしたゲームを生かして、自分の授業でもゲーム的な要素を取り入れて形の同じものを探す授業をしようとしてくれたので、急いで教材を作り、その後に効果的なワークシートも子どもが給食を食べている間に急いで作り提案しました。こうして前向きにカウンターパートがなっているときを逃さずにいきたいと。

昼からは併設されている小学校の保護者会に出席して、その後は教育局に行って、算数ワークショップの打ち合わせ。今年初の会議でしたがいい方向に進んでいきそうです。

そして、新隊員の歓迎会。今回は4つ州それぞれに隊員がいるので、仲のいいみんなの思いがずっとつながり続けていけるようにという願い、そしてポンペイに戻ってきてくれた短期隊員と後輩隊員との再会を喜びたいなあと思い、作りました。

恒例になったウクレレの時間に、芸能人並みにフラッシュを浴びて、完全に勘違いしながら、ウクレレで思いを伝えました。
新しい隊員がこれから初心を忘れず、元気に任期終了までこの島で活動できますように。
詩を紹介します。

   「つながっているから  ~Welcome to NEW & OLD Friends~」

                       

夢や希望と  いう名の荷物 背負って  遥か日本からやってきた 新しい仲間

夢や希望を  見失わないで      ミクロの太陽のように  輝き続けよう

コスラエ、ポンペイ、チュークにヤップ    離れ離れになっても

君たちの熱い思いは     つながっているから

南の海、越えて        いつまでもいつまでも


おかえりなさい  待っていたんだ   君がいないポンペイは 寂しすぎるから

おかえりなさい  君を待ってたのは  ポンペイの人も同じさ 新しい始まり

音楽教育・食品加工  仕事は違うけれど

僕たちの熱い思いは  つながっているから

南のポンペイで    これからもずっと

みんなで明るく  元気に   楽しく

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南の島のケンケン

2007年09月27日 | ミクロネシアの幼稚園
今、我が南の島の子どもたちの間で盛り上がっているのが、ケンケン。
単純ですが、今までした事がなかったのか?時間があるときもないときも「先生ケンケンしようよ」と言ってくるほど。

このケンケンもできるだけ教育的意義を持たせたいので、今日はクラスを2つのチームに分けて、各チーム一人ずつでて、対抗戦にしてどちらが長くケンケンできるかを競い合うことにしました。

この国では、競うこと(競争心)、集団で力をあせること(集団意識)などを育てるという意識が希薄なので、こういう機会を捉えて、この島のカリキュラムには書いていませんが、少しでも子どもたちの力になるように取り組んで生きたいと思います。

今日は、このケンケンゲームがカウンターパートも気に入ったのか、いつもは机で事務仕事をしているのに、一緒に仕切ってくれて、二人で進めることができました。
彼女が興味を持って、僕がいなくなってもしてくれることも、大事な要素です。

お勉強もこの国では大切ですが、子どもの心が弾むことがやはり一番だなって思いました。
周りにいる保護者の顔も和んでいました。
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新しい仲間到着

2007年09月26日 | 青年海外協力隊
先日、スタッフの送別会をしたとお伝えしましたが、今日は、新しい隊員がポンペイに到着しました。全部で8名。

ミクネシアは、4つの島(州)に分かれるので、他の島に赴任される方は、僕はもう任期中に会うことはないのですが。

実は、今回8名の隊員が来るので、welcomeで出迎えるときのマラマル(花の頭の飾り)が足りない。空港で売っているのですが、その数を確保するには飛行機にのるひとたちより早く空港に行かないと売り切れるので、今日は朝に自分の授業を全部まとめて、早めに村を出て、空港にむかいました。

どうにか、8つゲットできて一安心。
でも当然のように早く到着しすぎて、時間をもてあまし、ウクレレ弾いていると子どもが集まってくるし、日本に行ったことのある人と日本の懐かしのメロディーをポンペイ人の歌、日本人のウクレレでジョイントしました。
本当に音楽は国境を越えます。

いろいろな人にウクレレいつも持っているねと言われますが、ウクレレがあることでどれだけたくさんの人とコミュニケーションがとれたことか。

まさにウクレレさまさまです。

これからもウクレレだけでなく、いろいろなコミュニケーション能力を発揮して、
残り少ない活動を有意義にしたいと思います。
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南の島の月見会

2007年09月25日 | ミクロネシアの生活
今日は、南の島の月見会。もちろん住んでいる日本人の集まりですが。

月を見ながらウクレレでも弾いてもらえるといいなあというリクエストがあり、普段のウクレレバンドのメンバーとは異なるメンバーと組んで、月見会でウクレレミニコンサート。

今回は、マイクにスピーカー付きでかなり本格的。

この日のためにこの島の月をイメージした「ポンペイの月」という曲を書きました。

練習不足な上、僕がハワイ出張で購入した新しいウクレレがまだ手に馴染ます、うまくいかないところもあったけど(バンドの人すいませんでした)、ボーカルソロパートも任せていただき、ウクレレソロの伴奏に合わせたり、かなり上手い女性ボーカルの仲間の歌のウクレレを弾いたりとかなり楽しかったです。

曲は、ボーカル曲がポンペイの月・あの素晴らしい愛をもう一度・島唄・涙そうそう・思い出の渚・桜(森山直太朗)インストが真珠貝・・・・とレットイットビー。

僕は思いきり楽しみました。

月の明るさは、日本とは比べものになりません。
町明かりがなく、公害がないので、月明かりにまさに照らされているという感じでしょうか?

この島でこうしてみんなの前でウクレレを弾かせてもらえるのも後何日かな?

ウクレレはこの島で、人間以外で見つけた最高の友達です。
丸い月はどこで見ても丸い。そして闇夜を照らす幻想さを感じます。
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島国ならではの登降園

2007年09月24日 | ミクロネシアの幼稚園
私の島の幼稚園の送り迎えは、21名の子どもに1台のバスがあるので、完璧と思っていたら、実は最近、幼稚園の授業が終わり、昼食を食べた後に幼稚園へ戻っても帰れない子どもがいます。

私の幼稚園からは、海が一望でき、その向こうにマントゥ島という島が見えるのですが、そこから今年は2名の子どもが通っています。

ですが、船は個人所有のものだけで、定期船はないので、家族が迎えに来るまで、じっとまっているしかありません。もちろん、お母さんが毎日一緒に来ているので、安心なのですが。

この間、船で帰る姿を写真におさめたのですが、削除してしまいました。

写真の2人がマントゥ島に住む子ども。後ろに見えるのがマントゥ島です。

待っている間に学校を探検したり、お母さんの目を盗んで海に入ったりとかなりやんちゃですが、島ではたくさん子どもがいないので、幼稚園での集団生活は貴重だと思います。

今度、カヤックに乗ってその島探索に出かけたいと思います。
昨年に一度カヤックでマントゥ島に行ったので、島の子ども達に行くことを言っていたなかったので、誰も子どもがいなくて悲しい思いをしたので。

日本ではバスがあれば、送り迎えは完璧ですが、南の島で完璧に送り迎えするには、バス&ボートがいるようです。
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ポンペイ最後の週末旅行

2007年09月23日 | ミクロネシアの生活
今日は、最後のポンペイ旅行。

といっても僕ではなく、事務所のスタッフの方のお話。
今まで活動を支え下さった方が来週帰国されるので、今日が最後の週末。

ビレッジというホテルのツアーに参加して、マンタロードという場所でシュノーケリングをして、ケプロイの滝に行って、マンマドールという遺跡でカヤックをするという豪華ツアー(金額はリーズナブルですが)

今日はスタッフの方の人望のあり、ツアーが始まるまで雨模様だったのに、天気も快晴。
マンタ(エイの一種の大きな魚です)を早速シュノーケリングで発見。目の真ん前を泳いでいきました。思わず触ろうかな?って思ったくらい。

親子で悠々と意味をお散歩。その後をずっとシュノーケーリングで追いかけていました。

そして海で汚れた塩水一杯になった身体をケプロイの滝に打たれながら洗い流し、こんどは、離島で休憩してランチ。

その後は海に浮かぶ巨大謎の遺跡ナンマドールでカヤックを楽しみました。

ウッタン・マウ(ポンペイ語で、とってもいいという意味)でした。

ゆったりとした時間の中で過ごす、まさに南の島の生活でした。

マングローブに囲まれた砂浜のないこの島では、南の島の生活をしていることを忘れてしまいます。みなさんが思っておられる青い海・白い砂浜というイメージではない南の島なので・・・

でもこうして、場所をセレクトすれば、南の島らしい所もいっぱいあります。
そして普通の南の島では味わえない良さがいっぱいです。

とても活動的なスタッフでこの僕の活動を支えて下さった方と過ごすにふさわしい最後の週末でした。

そんな方とももうお別れ。次に帰るのは僕なのですが。

今週は、月見会でウクレレ、新隊員の到着、新隊員の歓迎会、スタッフとの別れと盛りだくさんな1週間です。

一つ一つの出会いを大切にしていきたいです。
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月見に向けてウクレレ練習

2007年09月22日 | ミクロネシアの生活
今日も夕方から、ウクレレの達人の日本人の方のご自宅でウクレレの練習。

もうすぐある日本人会の月見会でウクレレを発表するために。

今日はウクレレの達人のご兄弟も楽器がとてもお上手で、ベースまで加わって盛り上がりました。

僕のしているウクレレなんて、ホント遊びだなって改めて思います。
(本当に遊びなのですが)

月見会には、新曲も用意して、万全で望みます。
またまた練習途中で美味しいお食事をご馳走になりました。

納豆にサンマなどなど。

この島では本当に貴重な食材です。
まるで日本にいるみたい。

きっと世界中にこのような日本人の方がそれぞれの国で現地人ととけ込まれながら、日本人らしい生活をされていることでしょう。

僕たちはここに住むのは、2年間限定。
一生住み続けられる方から見れば、本当に短い一瞬の出来事のようなことだと思います。そして遠く日本を離れて、こうして海外で根ざして生活されている方の素晴らしさをたくさん吸収させていただいています。

これも旅行ではなく、こうして協力隊で来られるからこそ、味わえる感じることができる事なのだと思います。
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welcome back my frineds

2007年09月21日 | 青年海外協力隊
今日は、午前中の授業が終わると急いで空港に。

今日は2名のWelcomeです。
一度任期満了で帰国した仲の良かった隊員が今度は短期派遣の隊員として戻ってくることになりました。
またもうひとりは病気療養で一時帰国していた仲間が無事元気になって戻ってきてくれました。
ホームステイをしている彼の家族も心待ちに空港でマラマル(花輪)を持って舞ってくれていました。

仲の良かった隊員が6月・7月と続けて帰国してとても寂しかったのですが、こうして元気に仲間と再会できて、またポンペイで一緒に活動ができると思うと、うれしさがこみ上げてきます。

今日は教育局でMEETINGがあったのですが、行ってみると担当のローカル職員が離島に出張とのこと。

まあたまに、いや時々、そういうこともあります。

今日は仲間も着たので、何でもokかな?

協力隊では、2年の間にたくさんの出会いと別れが繰り返されます。
そしてそのひとりひとりと狭い島で一緒に暮らし、力を合わせた喜びがあります。

そんな、かけがえのないひととの出会いや別れを大切にしていかないといけないと思います。
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日本の食卓 IN ポンペイ

2007年09月20日 | ミクロネシアの生活
今日は夕方から町のコロニアへ。

おじいさんに出かけることを伝えると(僕のおじいさんは、ホストファミリーとしてあずかっている僕のことを心配してくれているので、今でもご飯の有無、どこに出かけるは、必ず伝えています。)「えー今から行くのか?」とビックリされてしまいました。

実はポンペイには日本人会といって、ポンペイ在住の日本人の方の会があります。
もちろん、隊員の多くもその会員。総勢で80名くらいいるのでしょうか?
すいません、よくわかりません。


今度月見の会があります。ポンペイは日本と位置が違うので15夜には満月にならないので。9月は28日が満月です。

そこでウクレレを弾いて欲しいと依頼を受けたのですが、今回はいつもメンバーではなく、日本人会の方と一緒にすることにしました。

そして今日は練習日でお宅におじゃまして夕ご飯までご馳走になってしまいました。

まるで日本そのもの。NHKのテレビが流れ中食事をして、お刺身・すき焼き・野菜・おみそ汁と美味しいご飯が盛りだくさん。

そういえば、協力隊関係者以外の日本人のお宅におじゃまするのは、今回が初めて。

まったりゆっくりしていたら、なんと11時すぎ。
タクシーがないかも?

閉店後のスーパーマーケットの前で待っていたら、お店の人?が親切に色々タクシー会社に電話をしてくれて、1時間ちょっと間ったら、いつも利用する地元のタクシー会社のオーナー自ら自ら迎えに来てくれました。

値段も深夜だったけど、いつもと同じ料金でした。助かった。

もうコロニアに泊まる覚悟だったので、家に帰れてホッと一安心。

やはりコロニアに行くのは大変だ。

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呆然

2007年09月19日 | ミクロネシアの生活
今日は色々書きたいことがありましたが、ショックで取りやめ。

毎日のようにデジカメで写真を撮っていますが、これから発表をするときに使う授業の写真・島に帰る子どもの写真・送別会の写真を間違えてフォルダーごと消去してしまいした。

いい写真いっぱい取った日だったのに、何で間違えたんだろう?

呆然。

また明日取り直し。もう撮れない写真もあるけど。
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歓送迎会

2007年09月18日 | ミクロネシアの生活
今日は、新しく事務所に来られた健康管理員の方の歓迎と9月に任期を終えられる調整員の送別を兼ねた歓送迎会。

僕らのお仕事?いや役目、いや喜びは、その時にその人の思い出を曲してウクレレで歌うこと。
でもいつもながら、送別会はその送別する人のために、歓迎会は歓迎する人のためにつくればいいのですが、歓送迎会はその両方の意味を込めて作るので、なかなか作るのが大変。というか、悩んでしまいます。
来てくれる喜びと去る悲しみを一つの曲にするのは難しい。

今日は幹事が頑張ってくれてビレッジと自然一杯に囲まれたレストランで開いてくれました。

調整員の方は僕たち教育隊員の担当だったので、一緒にワークショップを開いたり、
研修を企画したりと今までの活動を支えて下さいました。

感謝の気持ちいっぱいです。

こうして活動していると新しい仲間との出会い、仲の良かったお世話になった仲間との別れが頻繁にあります。

それだけ出会いがあると言うことは非常にありがたいことだなって思います。
もちろん、別れると今まで日常のように会っていたのに、もしかしたら日本でも会うことのない一生会えない人になる可能性大です。

そしてその方が去ると、次にポンペイを去るのは、僕。

最近なんだか、自分がこのポンペイを去ることが凄く現実的になってきて、これまでを何となく振り返ったりします。

まだまだ、ぜんぜんとできてないことばかり。

あと6ヶ月頑張って、悔いの残らないようにしないとなあと思う今日この頃です。
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絵本に歓声

2007年09月17日 | ミクロネシアの幼稚園
今日、朝子ども達が絵本を囲んで、わいわい声を上げています。

ポンペイの幼稚園には子どもが理解できるポンペイ語の絵本はありません。
3万5千人しか話さない言葉であるポンペイ語の絵本どころか本も殆どありません。

でもその3万5千人しか話さない言語を大切に守っていく必要があります。

英語の絵本もほとんどありません。

この国では、知育が大切なので、情操教育のための絵本を揃えようという概念はあまりありせん。
そこで、近くの教会のシスターから不要になった日本の絵本を頂いて、幼稚園においています。
もちろん、日本語のままですが、絵を見るだけでも日本の絵本は楽しくなります。

僕が何言わなくても手に取り、子ども達で一つ一つの絵を見て歓声を上げる子ども達。絵本を見ても、これは猫・これは人間と見たものを言葉にするのが精一杯。

お話しの世界が子どもになかなか広がるのは、難しいです。

でもまず、絵でも良いので、こういう楽しい夢の世界に触れることが大切だと思っています。
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ポンペイの名物ー雨ー

2007年09月16日 | ミクロネシアの生活
赤道ほぼ直下のミクロネシア連邦国ポンペイ島
南の島は、照り着く太陽、白い砂浜、青い海が定番のイメージですが、毎日がそんなわけではもちろんありません。
特に僕のポンペイには砂浜はありませんので。

この島には謎の遺跡ナンマドール、石で出来た滝ケプロイなどなど名所はありますが、
やはり、一番の名物?は雨。

一説には世界で降雨量2位を記録したこともあるそうです。

今日も雨、かなり強く降っています。
そう日本のようにしとしと降る雨は余り少なく、思い切り、そう日本でいうバケツをひっくり返したような雨です。

日本でも今台風が様々なところで被害を与えているようですが、海と海でつながっているこのポンペイもその影響はあるようです。

でもこれだけ雨がふるポンペイですが、台風はありません。
なぜならポンペイ付近より西でしか、台風は発生しないので。

台風並みに強い風が吹くこともありますが、日本のようにこの島が雨風で被害をうけることはありません。
そしてよく南の島にある、水不足はこの島では殆どありません。

そしてその雨がこの島の緑の木々を支え、一年中バナナやブレッドフルーツを実らせてくれます。
そして雨がやんだら照りつける太陽が植物に栄養を与えてくれます。

世界には様々な開発途上国があります。
雨が降る降らないは、その国が豊かな国土を持てるか持てないかの大きな目安の一つです。いくら広大な土地があっても、雨が降らなければ、食物は耕せませんし、人々は水を得るために、数キロ離れた井戸まで水を求めて行かなければ生活できないこともあります。

雨が降る日は(毎日のように降りますが)とても退屈でもありますが、この島にとっては恵みの雨です。
何日も雨が降らない日が続くと、こちらにきて、そろそろ雨が降って欲しいなあと思います。それは、家で雨水を飲み、山の水をためて洗濯をしている生活では、水のありがたさを感じます。

雨が降って良かった。これで明日も洗濯できる、シャワーの水も心配しなくて良いと。
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