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おうち映画(海外)・エノーラ・ホームズの事件簿2/ー奇跡の絆ー

2023年02月10日 | 映画(海外)
「エノーラ・ホームズの事件簿2」
原題 ENOLA HOLMES2
2022年 アメリカ
【Netflix】

名探偵シャーロック・ホームズ(ヘンリー・カビル)を兄に持つ主人公エノーラ(ミリー・ボビー・ブラウン)の活躍を描く「エノーラ・ホームズの事件簿」の続編

有名な兄と同じ探偵の仲間入りを果たしたエノーラは晴れて探偵事務所を開設します
しかし、肝心の依頼が全くなく、たまに客が来ても女性だから、若いから、ということで皆帰ってしまう有様でした
失意のうちに事務所を畳む準備をしているところに、ようやく1件の依頼が舞い込みます
新米探偵として初めての事件解決に意気込みますが事態は思わぬ方向へと進み、いつしか危険で強大な陰謀に巻き込まれてしまいます
それでも彼女は頼れる兄や母(ヘレナ・ボナム・カーター)の助けを借りながら知恵と勇気で事件に挑んでいきます

エノーラには申し訳ないけれど、前作よりシャーロック・ホームズの出番が多かったのと、モリアーティ-黒人女性です!-の登場で話に厚みが増し探偵物らしくなって面白かったです
ラストにワトソン登場
間違いなく続々編ありですね
女性や子供、マイノリティの力を讃える内容にもなっていて、テンポの良い展開は娯楽作品として成功していると思います
肩の凝らないものが観たいな~、な時にお薦めです
   




「-奇跡の絆-」
原題 SAME KIND OF DIFFERENT OF ME
2017年 アメリカ
【Netflix】

資産家とホームレス男性の友情を描いたノンフィクション小説を映画化
美術商として成功を収めたロン(グレッグ・キニア)は他の女性との不倫を妻・デビー(レニー・ゼルウィガー)に知られます
罰としてホームレスに食事を提供するボランティア活動をするデビーに同行することになったロン
当初は気が進まなかったのですが、そこで出会った黒人のホームレス、デンバー(ジャイモン・フンスー)との交流を通し、生まれながらにしての不平等や運命の非情さ、不条理を知ったロンは、これまで自分が家族としっかり向き合ってこなかったことを反省します
妻や子供たちとの仲が修復し、これから、という時になりデビーに病気が見つかり亡くなってしまいます
失意の中、ロンはデビーやデンバーとのことを小説にし、売上金や講演活動で得たお金でホームレスを支援したのでした

事実を基にしており、捻りもなく単純でわかりやすい物語でした
アメリカでは、このような話がよく聞かれます
自分は、宗教をベースにした倫理観、道徳観が頭では分かっても実体験としてイマイチ理解できず、ロンとデビーの行動に何故そこまで?と思ってしまいました
日本では本物のボランティアが育ちにくいといわれるのもその辺りかと思います
      


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