原題 THE PROFESSOR
2018年 アメリカ
【伏見ミリオン座】
大学の英文学部教授のリチャード(ジョニー・デップ)はステージ4の肺がんで治療しない場合は余命半年と医者に告知されます
夕食の際、妻のヴェロニカ(ローズマリー・テウイット)と娘のオリヴィア(オデッサ・ヤング)に病気のことを告げようとしますが、先にオリヴィアにレズビアンであることをカミングアウトされ、さらにヴェロニカからはリチャードの上司でもある学長のヘンリー(ロン・リヴィングストン)と不倫していると聞かされ、結局余命宣告を受けたことを家族には伝えられませんでした
死を前に怖いものなしになったリチャードは残りの人生を自分の為に謳歌しようと考え、酒、クスリ、セックスと羽目を外しまくります
やがて、自分を慕う数少ない学生たちと交流する中で冷静さを取り戻し残された時間を有意義にに使う道を模索していくのでした
キワモノでないジョニー・デップを観たくて映画館へ
シリアスな内容をユーモラスに描き出しています
終盤、パーティでのリチャードの挨拶が心に沁みました
今を精一杯生きているか
生きている時間を大切に使っているか
真顔で真剣に語るジョニ・デ
病気のことを聞かされたリチャードの親友・ピーター(ダニ・ヒューストン)の心の動きの描き方がまた良かったです
普通に演技が出来る役者=ジョニ・デが観られて嬉しかったです♪
でもね、なかなか感情移入出来る作品に出会わないのですよ、私。
『ミナマタ』は見てないのですが、楽しみにしてるところです。
私の中では1984年作の「ギルバート・グレイプ」が一番です。
「ミナマタ」私も未だです。観てみたいようなそうでもないような…ですが(*^^)v