訳・三角和代
ハヤカワ文庫
2013年3月 発行
2017年2月 2刷
解説・千街晶之
595頁
エーランド島四部作の第一作です
シリーズものとは知らず三作目の「赤く微笑む春」を最初に読んでしまいました
特に不都合はなく面白く読んだのですがやはり一作目から読むべきでしょう、ということで
霧に包まれたエーランド島で5歳の少年イェンスが行方不明になります
それから二十数年後の秋、イェンスが当時履いていたサンダルが高齢者ホームで暮らす祖父である元船長イェルロフのもとに突然送られてきます
イェルロフは自責の念を抱いてきた次女でイェンすの母ユリアとともに再び孫を探し始めます
長年の悲しみに正面から向き合おうと決めた二人を待つ真実とは?
メインストーリーに挟み込まれるのがエーランド島に広大な土地を所有する資産家の息子ニルス・カントの人生です
10歳にして海で溺れた弟を見殺しにし、成長とともに様々な悪事を重ねてきたため、村ではありとあらゆる犯罪や事故が彼のせいとうことになっています
既に墓の中にいるはずのニルスの姿が事件の影から浮かび上がってくるのは何故なのか
ユリアとイェロフの物語とニルスの物語は終盤に向かってパラレルに進行していきます
幾度かの危機をくぐり抜けついに明らかになる衝撃的な真相!
まさか…あの人が…
ホント、衝撃的でした
第二作「冬の灯台が語るとき」も早く読まなくては!
読みたい本が多すぎて困ります( ;∀;)
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