「インスタントファミリー」
原題 TEMPORARY FAMILY
2014年 香港
【Netflix】
1年で資産を倍にするため投資目的で高級マンションを共同購入した香港人4人
不動産会社勤務の男性、その娘、男性の会社の若い部下、たまたま来合わせた若い女性
ドタバタ喜劇で終りかと思いきや、意外な展開が待っていました
無理矢理感はありましたが、ハッピーエンドでそこそこ面白かったです
映画制作は10年近く前なので現在とは違うと思いますが香港の不動産事情、住宅事情などを知れたのも良かったです
「ブルー・バイユー」
原題 BLUE BAYOU
2021年 アメリカ
【Amazon Prime Video】
養子としてアメリカにやってきた韓国生まれの青年が移民政策の法律の隙間に突き落とされ、家族と引き離されそうになりながらも懸命に生きる姿を描きます
3歳の時に養子としてアメリカに連れてこられたアントニオ(ジャスティン・チョン)はシングルマザーのキャシー(アリシア・ビカンダー)と結婚
キャシーの娘・ジェシーとも仲良く貧しいながらも幸せに暮らしていました
ある日、些細なことで警官とトラブルを起こして逮捕されたアントニオは取り調べの過程でアメリカ人養父母による手続きの不備が発覚し韓国へ強制送還されそうになります
そうなれば二度とアメリカに戻ってくることは出来ず、韓国で生活の目途がたってキャシーたちを呼び寄せることが出来なければ離ればなれになってしまいます
アントニオとキャシーは異議申し立ての裁判を起こそうとしますが、その為には5000ドルという高額な費用が必要で途方にくれる中、ある決心をします
キャシーの母親は、アントニオの犯罪歴や現在の仕事が気に入らなく、ジェシーを連れて実家に戻るよう言っています
アントニオを逮捕した警官のうち1人がキャシーの元夫で自分の娘であるジェシーに会わせろとしつこく、厄介な存在です
裁判には養母の証言が必要なのですが、養父に暴力を受けていたアントニオを守ることもしてくれなかったこともあり関係は最悪
次々と問題が起こり、アントニオは強制送還されることが決定
一緒に韓国に行こうと空港に駆け付けたキャシ―、ジェシー、新たに生まれた赤ちゃんとのシーンは涙涙でした
実子が生まれたことでアントニオとジェシーの間にできてしまった距離が何とも…
最後に、アントニオと同じような立場にある市民権を持たない人々の名前と現状が説明されます
これがアメリカの現実かと思うと溜息しか出ませんでした
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