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TVドラマ(日本)・平家物語/おいハンサム!!/さよなら、ぼくたちのようちえん/オレンジディズ

2022年07月21日 | ドラマ
「平家物語」
2022年
フジテレビ
全11話
【Amazon Prime Video】

原作 古川日出男訳「平家物語」

アニメーションです

平安末期
平家一門は権力、武力、財力、あらゆる面で栄華を極めようとしていました
亡者が見える目を持つ平重盛は、未来が見える目を持つ琵琶法師の少女・びわに出会い「お前たちはじき滅びる」と予言されます

重盛の館で暮らすようになったびわに何くれと話しかけ優しくしてくれる徳子
徳子を姉のように慕うびわですが未来が見える目に映るのは入水する徳子とおさな子でした
父・清盛の命で高倉天皇に入内が決まる徳子に「行くな」と縋るびわ
しかし、そのような悲劇が待っているとはつゆ知らず父のため、平家のため、天皇の元に向かう徳子でした

平家の絶頂期から滅亡までと、びわの母を捜し求める旅を情趣豊に描きます

ちょうどNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源平合戦を放送していた頃に観ました
平家一門、朝廷、源頼朝、政子らが違う視点で描かれており興味深かったです

毎回流れるびわの「平家物語」からは亡くなった者たちへの深い愛と哀しみがこもっていて凄みのようなものを感じました
一度、生の琵琶法師を聴いてみたいものです




「おいハンサム!!」
2022年
東海テレビx日本映画放送 土ドラ
全8話
【日本映画専門チャンネル】

家族、食、恋をテーマにしたコメディドラマ
昭和の頑固おやじの生き残り、伊藤源太郎(吉田鋼太郎)
家族をのんびり支える専業主婦の妻(MEGUMI)
バリバリ働く長女(木南晴夏)
結婚して大阪に住んでいる次女(佐久間由衣)
新人OLの三女(武田玲奈)

三者三様、個性的な娘たちは一応家を出ていますが何だかんだで自宅に顔を出します

娘たちの恋模様にやきもきしながら一生懸命アドバイスを送る父・源太郎
職場の後輩や取引先の若手社員に対しても同様で鬱陶しいと思いきや、何気に説得力があって皆を納得させてしまうのです
そんな夫と何かと問題を起こす三人娘をおおらかに見守るMEGUMIさんの存在感がナイス

長女の元カレで腐れ縁が切れないのが浜野謙太さん
高杉真宙、須藤蓮、久保田悠来、桐山漣ら若手イケメンが多く出演している中で頑張ってました(笑)
彼は源太郎の取引先の社員で、酔っぱらった源太郎を自宅に送ったところで元カノ・長女とバッタリ
焦りながらも誤魔化します
実は、源太郎夫婦がこの時既に長女と浜野謙太さんの関係を見抜いていたのが最終話で明かされます
さすが『親』です
源太郎からの「伊藤家、リモート会議を行います」の呼びかけに各自宅でスマホやPCの前に集まる娘たち
一般なら無視したり用があると言い訳したりするところでしょうが、万障繰り合わせて、全員参加します
昭和おやじ、求心力がありますねぇ
ユーモアもたっぷり、家族の温かさ、ありがたさをしみじみ感じさせてくれる素敵なドラマでした







「さよなら、ぼくたちのようちえん」
2011年
日本テレビ
【日本映画専門チャンネル】

幼稚園卒園ソングの定番「さよならぼくたちのようちえん」をモチーフにしたドラマ

卒園式間近の東京都内のとある幼稚園
ある日、登園していたはずの5人の園児の行方がわからなくなります
5人の行先は、登園しなくなった友だちのいる長野県の病院
自分たちだけで見舞に行く計画を立て決行したのです
途中、仲間が電車に乗り遅れたり、迷子になったり、様々なトラブルに遭いながらも「何があっても絶対に泣かない」というルールを決め諦めず歩みを進めていきます

主演は当時6歳の芦田愛菜さん
一緒に長野に向かう友だちの一人が本田望結さん
5人のうち分かったのはお二人だけでしたが子役たちの演技力には恐れ入りました
担任の満島ひかりさん、乗換駅でとうもろこしを御馳走になるホームレスの岸辺一徳さん、バスで一緒になる老女のいしだあゆみさん
大人たちを食っています

「さよならぼくのようちえん」♪を知らないので病室での模擬卒園式シーンは退屈で早送りしたところもありましたが泣けるドラマでした

一緒に冒険した仲間たちの友情に拍手です




「オレンジディズ」
2004年
TBS 日曜劇場
全11回
【BS-TBS】

大学4年生、結城櫂(妻夫木聡)と病気で4年前に聴覚を失ったことにより心を閉ざしてしまった萩尾沙絵(柴咲コウ)の恋愛を彼らを取り巻く友人たち(成宮寛貴、白石美帆、永山瑛太)との交流を交えながら描きます

バイオリニストとして将来を嘱望されながら夢を閉ざされた沙絵の苦悩と何とか彼女を支えようとする櫂
互いに惹かれあいながらもどうしようもない事情で一度は別れたもののやはり互いを忘れられない2人でした
沙絵がドイツで受けた聴力回復手術が成功
その後初めて発した言葉が「櫂」
ワオ!です

櫂は理学療法士になるため大学卒業後、専門学校に通っています
沙絵は母親の薦めもありピアノのレッスンを重ね、クラブでピアノ演奏をして生活を支えています
ラスト、まだ綺麗な発音は無理ながら学校に向かう櫂に「櫂、行ってらっしゃい」と笑顔で見送る沙絵の姿にウルっとなりました

脚本は北川悦吏子さん
まず妻夫木さんと柴咲さんをあてがきして書いたそうです

上手くいきそうでいかない2人の恋と友人たちとの友情とそれぞれの旅立ち
ハラハラしながら正統派恋愛ドラマを満喫しました

成宮君の妹に上野樹里さん
まだ幼い感じが残っていて可愛らしかったです

それと、一瞬のことで確かめられなかったのですが沙絵の為に授業のノートを取ってくれる学生役に田中圭さんがいたような?
でWikで調べたら確かに出演されていました!




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