サンタさんの草花

スマホ片手に観音山の草花から季節の移り変わりを切り取っています。

イヌビワとイヌビワコバチ 観音山

2020-08-06 19:10:00 | みんなの花図鑑
イヌビワはイチジクの仲間で、花が無い果実「無花果」と言われ、
実は果嚢(かのう:花が入っている袋状のもの)で、内側に花を咲かせます。

イヌビワのでき始めの緑色の実は枇杷のでき始めの実に似ています。
少し赤くなった実は小さなリンゴのようでもあり、
少し熟してきた赤い実はイチジクのようでもあります。

イヌビワ 犬枇
科目:クワ科イチジク属
学名:Ficus erecta Thonb,
別名:コイチジク、ヤマビワ、カラビワ
原産地:日本、台湾、朝鮮半島
開花期:4月~5月
結実期:9月~12月
花言葉:溢れる思い

2020年8月6日撮影

▲右上の羽根蟻のような小さな虫は、雌のイヌビワコバチようです。体長1mm程度の小さな蜂です。
(イヌビワコバチには初めてお目にかかれました!!)
雌のイヌビワコバチは羽根を持っていますが、オスには羽根がありません。
夏になると雄果嚢の頭の口が開き、雌のイヌビワコバチは果嚢の中から飛び出します。
雌果嚢にたどり着いた雌ノイヌビワコバチは果嚢の頭から中へ入っていき雌花に受粉します。

イヌビワは雌雄異株で、
この時期イチジクが熟したような色をした雄の果嚢の頭には穴があり

この時期黒く光るように熟しているのは雌の果嚢です。


実を割ってみるとイチジクに似ていますね。



オマケ
胡瓜の実にまだ花がついていました!!!


胡瓜の実はこのままでなかなか大きくなりません。






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