ピアノレッスン

ピアノを主体とする音楽教育に関すること、音楽療法、子どものための音楽について。

樹原家の子育て

2011-06-19 13:50:17 | Weblog
ピアノの先生であり、作曲家、ピアノランドという教則本を出している
樹原涼子先生の育児本

今、読んでいます
樹原家の子育て

働きながら、ピアノランドを作って
家事や子育てをどう乗り切ったかをとても読みやすく
面白く書かれていて、共感しました

男の子2人を育てている樹原先生
「男女関係無く、自分のことは自分で出来る人間にする」
男だから料理や裁縫、アイロンは出来無くていいなんてないもんね。
家事能力が優れている男性の方が、結婚後も信頼されそうだし
老後も自立できそう!

一番「この人面白い!」と思ったのが
洗濯物を干して、夜取り込むのを忘れた時、雨が降っていても
「あ、雨。そういえば洗濯物干したままだった・・・・。でも、まいいか。また晴れたら乾くし、寝よう!」
わたしも眠気に勝てず、震災前はそのままにしたこと数え切れない。

ズボラでもいいんです。

あと、お稽古事は、子どもの好きなこと、興味のあること、集中出来ることからまず始めてみることです。という文章。
全くそうだと思います。
親は、好きなことを見つける手伝いで充分なんですよね。
好きだと、子どもは自分から進んで練習するし、与えられた先のものまでやってきたりと
思わずうちに通ってきてるAちゃん、Sちゃんを思い出してしまいました。

「ピアノの先生の子どもだから弾けて当たり前と思われる。本人より親が一生懸命になりすぎるから
長続きしない例が多い」
だからわたしは、別の楽器を選んだわけですが、
これも最初は、子どもも形から入り、絵本に影響されたりして頑張ってたけど
ピアノのように押せばすぐにその音が出るというわけじゃないから
幼い子どもには大変ですよね

いまだにわが子の練習は付きっきりが多いです
弦の調整、譜読み、姿勢や音の出し方のチェック
先生の求めることがわかるだけに、わが子への練習も厳しくなってしまう。

樹原先生も全く同じことを思われていたようで、
「これは息子へのレッスンであって、自分のレッスンではないと自覚しないといけない」と。
あぁ、自覚はするけど、冷静ではいられない気持ち。
よくわかります。

ちょっとそれましたが、お子さんの習い事は
まず好きの気持ちを大事にする。
その気持ちがあれば、世界が広がり、集中力が着き楽しめるようになるんですよね。

家庭では、子どもが弾いている曲に
嬉しくなるような感想を言ってあげ、ついでに一緒に歌ったりすると
より伸びしろが大きくなると思います


コメント
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