僕は僕なりの“マイ”Life

死ぬ前に読みかえして「クスッ」と笑ってみたい

北京の中心で飲んで踊れ

2013年12月31日 21時59分52秒 | 中国散歩道
よくウチの英会話の先生が仲間と朝まで飲み歩き、レッスンに「眠いわ~」とか言いながら現れるのを見て、この人達はいったいどんな生活してるのかいな?と興味津々だった。
いや嘘、そこまで興味はなかったが、どんだけ飲んでるのかい?!とは思っていた。
そんな時、ちょうどBeijing Beatles Tribute Bandというバンドがライブをやるから行かないか?と先生に誘われ、これはチャンス!とばかりに潜入調査(?)をしてみることにした。

行った先はバーが列ぶ飲み屋街。タクシーで行ったのとすでに22時すぎで周りが暗く場所はよく分からない。多分天安門の北の方。
比較的、西洋人が多かった。
その中で1件のバー、というかクラブのような店へ入った。
クラブと言ってもいかがわしい感じはなく、店の中には小さなステージがひとつあり、あとは大雑把にテーブルがいくつか並べられ、カウンターでは次から次へと来る注文を店員がさばいていた。
店内は8割が西洋人。残りはいわゆる二富代。親が金を持った中国人の若者(おそらく20代)、もしくは英語を流暢に話す香港系と思われる人達。
楽屋(多分)へ行くドアの前にはまさにハリウッド映画で見るようなアメリカ人(多分)の用心棒(多分)が葉巻を吸っていた。
そうか。北京にもこんな世界があるのか。と軽くショック。軽くワクワク。


さて、Beijing Beatlesとはどんなものか?
中国人が演奏するBeatlesとは?
基本、酒は飲まないので演奏に期待をしていると、なんと登場したのは全員西洋人であった。
ある意味、もうガッカリ。
メンバーは期待外れではあったものの、まあライブはそれなりに楽しめた。
とはいっても、決して上手いわけではなかった。
俺たちは俺たちのBeatlesライブをやっていくんだぜ!というなら、もう少しうまくなった方がいい。
Copy Bandとして行くならもっとBeatlesとかPaulのライブ映像を研究すること。



Beijing Beatlesのパフォーマンスが終わったのが23時過ぎだったかな。
だんだん客が引ける店内で0時頃まで飲み続け、次の店へ行くことになった。
つまりこれがウワサのbar hopping。
薄暗い路地を入って行くと小さな(…とは言っても人が踊れるくらいのスペースはある)バーがあり、そこで2次会開始となった。
日本人に見る二次会、三次会のイメージはひたすら飲むか、カラオケだが、彼らは踊り続ける。もちろん酒も飲む。
酔っているのに(いや酔っているからか)ひたすら踊っている。
映画パルプフィクションでジョン・トラボルタとユマ・サーマンが踊っていたが、あれを思い出した。当然、あそこまでのキレはないが近いものはあった。
この踊りのあとに何が起こるのだろうか…と見ているが特に進展はない。

夜中の3時。ギブアップすることにした。。。
おそらく彼らはここで朝まで飲んで踊り続けるのだろう。
一部の日本人がカラオケでストレス発散するように、彼らは飲み踊ることで、日々のストレスを発散させているのだろう。
しかし、朝までとはむちゃくちゃタフ。もう体の作りが違うとしか思えない。
僕の中では、飲み会の終了時間は
早い:中国人→日本人→米国人:遅い
のような気がする。これって酒の強さに反比例するのか。つまりアルコール度数が高いほど終了時間は早い。
ちなみにウチの先生や旦那、友人たちはみんなカクテルを飲んでいた。
(僕はひとりビール)

先に帰ることを告げ、暗い夜道を歩いていると、こんな夜中に営業しているレストランや商店があり。
しかも人が入っている。こんなところにも、知らない世界があるらしい。



酔いと眠気でフラフラしながらタクシーをつかまえ帰宅。
シャワーを浴びて寝たのは4時頃。
多分もう行くことはないが、まったくの異空間を経験できたのは面白かったかも。

Thanks,

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