「幕末遊撃隊」 池波正太郎

これはずっと読もう読もうと思って後回しにしてた本です。伊庭八郎です。


いやぁ、読みやすかったです。
さすが池波正太郎。

相変わらず素敵な江戸っ子気質に溢れてました。

まあそれは置いといて…


鳥羽伏見から函館まで幕府側で戦い続けた伊庭八郎。

新選組とどこかで交わってたかもしれないけど、この小説では全く出てきませんでした。


彼が言うには、時代の変わり目には白も黒も、賛成する人も反対する人もあるのだということを世に知らしめたいから、負ける戦だとわかってても戦うのだと。


それも侍魂、なんですかねぇ…


やはり幕末は、人も歴史も濃いですね。


なんかまた「その男」を読みたくなりました。
西南戦争までおさらいしたい。

「人斬り半次郎」の賊将編を読んだ後にでも読もうかなぁ…