短時間で欲張って観光していたら、あっという間に夕刻
10月は早く日が暮れる
辺りが暗くなる一歩手前で湯原温泉に到着した
今日のお宿は“松の家花泉”さん
皆さんペットの扱いに慣れていて優しい
荷物だけ置いて、大急ぎでハゲマルを下湯原の“ひまわりの湯”に連れて行く
閉館ギリギリでなんとか間にあった…
いよいよ
ハゲマル初めての温泉体験だ
小さな体に大きなお風呂、なんだか勿体無いが
私の足湯にはちょうどいい
ハゲマルは風呂に不慣れで、どうやらお湯を飲んでいたらしく
お腹が水腹で膨れてしまった…
ドライヤーが完備されており助かったが
屋外だったので、この時期ハゲマルにはちょっと寒かったらしい
気持ち良かったかどうかは微妙だが、お泊り前に綺麗になった
この頃のハゲマルはまだ子供顔
そしてまだ禿げてなかったな…
宿には沢山の種類のお風呂があって
私たちも存分に温泉を楽しむことができた
食事も部屋食で助かった
ハゲマルのお守りのために、交代での食事を覚悟していたから…
食後、部屋で順に体をマッサージしてもらった
マッサージも旅の楽しみの一つ
爺婆は日頃の疲れを、私は運転の疲れほぐす…
今は岩盤浴もあるらしい、是非また行ってみたい
かくして、いい気分で就寝する
翌朝、近辺の河原を少し散歩してから宿を後にする
さすがにこの時期に、河原で風呂に入っている人はいなかった
鳥取、島根をぬけてのんびり帰ることにした
少し色付き始めた大山をドライブ
山はちょっと寒いし、天候もはっきりしない…
途中の看板に吸い寄せられて、湧き水か何かが出ている所に立ち寄り
他にもあちこち立ち寄ったが何処かは?だ
トイレ休憩やお茶休憩 食事にハゲマルの散歩…
寄り道ばかり…
「疲れるから真っ直ぐ戻ったら…」と婆ちゃんは言ってくれたが
運転する私にとっては良い気分転換になる
休憩が多いほど疲れが溜まらない
オバちゃんになると体力が続かないみたいだ
とっとり花回廊にも立ち寄る
ペットの入場は無論不可だから、ここでは交代で入園
駐車場に残った者が順にハゲマルの散歩を担当する
園内には綺麗なサルビアが咲いていた
ハゲマルがいることで制限されることもあるが
せっかく来たんだから、できる範囲で皆で楽しみたい
歩けない爺ちゃんも、園内の巡回バスに乗せ一周させる
ここでの滞在時間は1~2時間もあったろうか…
普通一日楽しむ施設だろうが仕方ない
親が生きているうちに孝行せねば…小さな孝行で申し分けないけど
初めてのハゲマル旅行は、一泊のわりに盛り沢山の行程だったけど
以外にいけていたんじゃないかと思う
(爺婆の感想は聞いてないけど)
車大好きのハゲマルも嬉しそうだったし…
しかし…
最大の反省は、ハゲマルが部屋から飛び出して
よそ様の部屋に入ってしまったということ…
すぐに追いかけて確保できたけど、飼い主としては大失格!
本当にご迷惑をおかけしました
今でも反省しております
この最初の旅が、後の牛窓の旅、俵山温泉へと続くのでした