可愛い坊っちゃん。

もうすぐ

3歳9ヶ月。

可愛い可愛い

自称お兄ちゃん。

そんな坊っちゃんに

あーだこーだ

キツい事言いました。

ママなんかいなくればいいのに。

こんな酷いママなら

いない方が良いから

パパに言いつけて

酷い事するママなんていらないから

パパと2人で生きてこう

って言ってくれないかなと

坊っちゃんに言ってしまった。

最近こんな事ばかり。

坊っちゃんは泣きながら

ママがいなきゃ困るんだ。

ママがいないとダメだよ。

ボクいい子になるから

いなくならないでよ。

って。

私はお菓子投げつけ

坊っちゃんを突き飛ばし

ベランダで洗濯干した。

何も楽しくない。

こんないつキレるか

分からない母さんに

ビクビクしながら

一緒にいる坊っちゃん。

私の幼少期と一緒。

家にいたらお父さんが怒鳴り。

お母さんにベッタリすると

おばあちゃんに怒られ。

保育園に行くと

先生に作業が遅いと

締め出され。

頑張って不器用に

作ったのに

遅い子はダメだと。

友達はブランコに私が

乗ると仲間はずれにしてた。

そんな幼少期。

坊っちゃんは

お迎えに行くと

先生が褒めてくれる。

私は怒ってしまうけど

褒めてくれるパパがいる。

不器用なりに

褒めてるつもりの

私もいる。

ママのピンチには

いつも駆けつけてくれる。

ママがダメだから

坊っちゃんは逞しい。

おじちゃんが

ママをゴミってゆったら

怒るからね

って言ってくれた。

そんな優しい子に

私はいじわるした。

明日からは笑って

遊べたら少しは気が紛れるかな。