お気に召しませご主人様 ~でもそれ出汁だし~

日常とか音楽とか映画とか。
ディズニーとかお笑いとか食べ物とかを日記的に書いていきたいと思います。

限りなく限りあれ

2015-08-17 03:30:31 | 日記
お盆休み?ナニソレ?
な私の職場


今年は別日に休みをもらってしまったので
お盆に実家に帰れませんでした。


たいした仕事もない
電話もほとんど鳴らない

夕方
遠くのビル群をみつめる





8月






私、友人、幼なじみが

長崎原爆の日
日航機墜落事故発生の日
終戦記念日の生まれだからか
幼い頃から命について漠然と考えることが多かった気がする。






今年は戦後70年
安保法案の可決などからか
テレビ放映は戦争関連がとても多く目立ちます。



金曜日
金ローにて
【火垂るの墓】

土曜日
フジテレビにて
【私達に戦争を教えてください】を観た。



前者
だいぶ昔に観た気がするけど
ほんと覚えてなかったなぁ。

その昔とは感じ方が変わったようで
今回は兄ちゃん・清太さんの無謀さの目立ち方に大きく動揺した。

だけどそれ以上にひどく胸を締め付けられたのは
ラストシーン
"現代のビル群を見下ろす幽霊となった二人の背中"


幽霊となった二人は
現代の日本の姿をみて何を思うのでしょうか。



ほんの70年前
生まれ落ちた時代によって翻弄されてしまった人生

奪われた数え切れないほどの命

奪ったのは自然災害などではなく
人間という事実

だけど70年で復興させたのもまた人間という奇跡

それだけのエネルギーを
もう二度と戦争なんかに用いてはいけないなと
ほんとに当たり前のことなんだけど
改めて強く思った。



後者
途中からの鑑賞。
「観たら絶対に落ち込むなぁ…」と思い
なんとなく流し見。

でも
松坂桃李が元日本兵の方に踏み込んで質問をする姿や
実際の壕に入る様子などをみて
しっかり観なきゃという気持ちがわいた。

当時の様子を聞いて
「歩み寄っても歩み寄っても想像を越えてくる」
と彼は絶句していましたが
本当にその通り。

どんなに戦争は怖いとかひどいとか
わかった気でいても
実際にその場に身を置いた時の心情は
計り知れないものがあるだろう。


だからこそ
やっぱりリアルな体験を言葉で伝えていかなきゃ
若い人たちはそんな過去を自らで知ろうとしなきゃと思う。



8月9日に
『なんでもない日、おめでとう』と
ディズニーの公式がツイッターにコメントを載せたと問題になりました。

これ1000歩くらい譲って
"(昔はひどい出来事があった日だけど、今は幸せに暮らせている)なんでもない日、おめでとう"って意味かな?
とか考えたけど
やっぱり元々は【アンバースデー】だし
ありがとうならまだわかるけどおめでとうってことはないし…
てかどうあがいてもなんでもない日ではない、と不快になったのですが

アカウントの中の人は若いのかな。


こんな大馬鹿無神経野郎自体が
クソだというのはわかるけど

教育ができていない日本の社会にも愕然としたのはわたしだけではないと思います。



もっともっとよく知らないとなぁ…



偉そうなこと言ってるけど
私は小中高と歴史をなめてたので
今になって絶賛後悔中。

がんばろう。




とゆわけでこのお盆のあいだに思ったことでした。




ホントはロッキンのこと書こうと思ってたんだけど
一緒くたにするのは違うなと思ったので
それはあとでねー。

一週間経っちゃったけど書くぞー!!



にしても【火垂るの墓】の放送がもしもロッキン前だったら
テナーの『NO ~命の跡に咲いた花~』とか
ACIDMANのステージ
まともにみれなかったとおもう。

ちょっと安心。



写真は職場のおばちゃんが後日焼いてきてくれたまさかの誕生日ケーキ

感謝でしかない。

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