今日の一曲は。。。Journey - Open Arms
昨日は、龍生派の華道展と歌舞伎を楽しんできました。
もちろんピアノのレッスン修了後です。
華道展の方は。。。
自由華より古典かの方がゆったり落ち着く気分になるのは、やはり私が日本人だからでしょうか。。。
歌舞伎は。。。
一、本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)
十種香
八重垣姫 玉三郎
武田勝頼 菊之助
白須賀六郎 松 緑
原小文治 権十郎
長尾謙信 團 蔵
腰元濡衣 福 助
狐火
八重垣姫 玉三郎
人形遣い 尾上右 近
二、雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)
直侍
浄瑠璃「忍逢春雪解」
片岡直次郎 菊五郎
三千歳 菊之助
寮番喜兵衛 家 橘
暗闇の丑松 團 蔵
丈賀 田之助
三、英執着獅子(はなぶさしゅうじゃくじし)
傾城後に獅子の精 福 助
見所。。。。
一、本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)
「十種香」
長尾謙信の息女である八重垣姫(玉三郎)は、切腹して世を去った許婚の武田勝頼の回向を弔っていますが、そこへ勝頼と瓜二つの花作りの簑作(菊之助)が現れます。実は切腹した勝頼は贋者で、その贋者の勝頼こそ、腰元の濡衣(福助)の夫でした。そして八重垣姫は大胆にも濡衣に簑作との仲立ちを頼みますが、濡衣はその代わりに諏訪法性の兜を所望します。この言葉を聞いた八重垣姫は、簑作が本物の勝頼と悟り、その思いを切々と語ります。
ここへ長尾謙信(團蔵)が現れ、簑作に使いを命じます。簑作を勝頼と知る謙信は、白須賀六郎(松緑)と原小文治(権十郎)を呼び出すと、勝頼の討手として差し向けます。そこで八重垣姫は勝頼を助けてくれと願い出ますが、謙信はこれを許さず、濡衣を引っ立てていきます。
「狐火」
奥庭へとやって来た八重垣姫は勝頼を救おうと、諏訪法性の兜を頂いて祈念します。すると諏訪明神の使わしめである狐が出現し、神の狐の力を借りる八重垣姫は、氷が張り詰める諏訪湖を渡って勝頼のもとへ急ぐのでした。
この場面では人形遣い(尾上右近)が登場します。高位の姫の恋心を主題にした義太夫狂言を、華やかな顔ぶれでお楽しみ頂きます。
二、雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)
直侍
お尋ね者の御家人である片岡直次郎(菊五郎)は、入谷の蕎麦屋で、気の病に罹った恋人の花魁三千歳を療治する丈賀(田之助)と出会い、三千歳にひと目逢おうと手紙を託します。
そして三千歳のいる寮へ向かう途中で、直次郎は共に悪事を働いた暗闇の丑松(團蔵)に呼び止められ、互いの無事を祈って別れますが、当の丑松は直次郎の訴人に駆け出します。一方、直次郎との再会を喜ぶ三千歳(菊之助)に、直次郎は別れを切り出します。そして三千歳がいっそ殺してくれと訴えるところへ、寮番の喜兵衛(家橘)が現れ、直次郎に早く逃げるようにと勧めます。こうして直次郎は駆けつけた追っ手を振り払い、三千歳と別れるのでした。
余所事の浄瑠璃を巧みに用いた黙阿弥の名作を上演します。
三、英執着獅子(はなぶさしゅうじゃくじし)
恋に悩む傾城(福助)が、間夫への思いを胸にしながら、華やかに踊ります。やがて獅子の精となって現れて、獅子の狂いを見せて舞い納めます。古風な長唄舞踊をご覧下さい。