ミニ四駆、もう一度始めてみたよ

少年時代に夢中でいじったミニ四駆を、20数年ぶりに再開してみた素人の活動日記です。

77 東北ダンパーVSキャッチャーダンパー【前編】

2020-03-17 | ミニ四駆
こんにちは、ロングです。


ATバンパーや東北ダンパーを製作するにあたり、最近僕は白紙に設計図を描くようになりました。こんなことは文系の僕の人生では初めてのことです。
まあ設計図といっても、遊びのミニ四駆のことなので簡単な落書きであったりイメージ図を描いてみる程度なのですが、わりと描いてて楽しいです。
(仕事にしたら大変なんでしょうけど...)
このブログにしてもそうなんですが、よくやるよなーと自分でも驚いています。




ところで、「宇宙兄弟」という人気漫画をご存じでしょうか。
主人公の親友に、真壁ケンジ というポジティブで真面目な人物がいます。
作中でちょいちょい名言を残してくれるので、僕はかなり影響を受けております。
(マンガの人物なんですがw)

ケンジ「知りたいことのおおよそ半分はネットや本で調べればわかることだ。どこにも載っていない「もう半分」を知るためには…自分で考え出すか経験するしかない

本当にいいこといいますよ、こいつは。(作者がね)
図面を落書きしているとき、時々彼のセリフが頭の中でよぎるので「よーし、とりあえずやってみて経験積んでみよう」という気にさせてくれます。

それと彼が宇宙飛行士の面接試験時、
面接官「最近自分の中で何か発見したことは?」
という質問に対し、

ケンジ「フィクションは作り物で科学的なものではないから好きではなかったけれど、友人が小説家になったのを機に小説を読んでみたら、気づけば小説専用の本棚を買うまでになってしまった。肯定の気持ちで新しい世界に触れてみると新鮮で楽しく、自分が広がっていく.....そういう自分の一面を発見した」

というシーンがあり、なるほどねと20代半ばくらいの時からこのエピソードが僕の原動力になっています。座右の銘と言ってもいいです。

つまり、人間って苦手な分野や未経験の世界では避けてしまったり否定的になりがちになると思うんですけど、まず自分自身で確かめる気持ちでやってみて、経験を積み、肯定する姿勢で臨んでみると新しい世界へ繋がっていく...そういうことなんですよね。

現在30代半ばの青二才の僕が偉そうに言って恐縮なんですけど、最近設計図を書いて遊んでいる時にも、ふとそう思います。
もっともっと色々な経験を積み、人生豊かにしたいものです。











設計図描いてて新しい世界に心躍るのなら、じゃあミニ四駆のボディのパカパカをカッコ悪いとか言わずやってみろよ、と突っ込まれるかもしれませんが...。
えー...現在検討中です...(矛盾)

以下ミニ四駆活動です…。




先日、僕は東北ダンパーをご紹介する記事を書きました。
要は東北ダンパーはすごい!ってことでしたが...



果たしてこれでよかったのかなぁ...と。

くどいようですが、そもそもタミヤが指すマスダンパーとは、ビスを立ててマスダンパーを上下可動させる、いわゆるハンマーコング式というもの。
これは動きの挙動が遅いことと、車体が少しでも傾いた時はビスとマスダンパーの中で摩擦が生まれるものだから、能力をしっかり引き出せなく不都合なもの...
そのように書かせてもらいました。

それに対し、アームが回転作動するスイングアーム式=東北ダンパーは、車体の衝撃を代わりに受け止め、衝撃を受け流す(散らす)もの。衝撃を素早く受け止めてアームがスイングするので、挙動が速いという特徴があります。

そう書いた手前なんですけどね...上記のスイングアーム式だって...



上の画像の通りモータピンとカーボンプレートだって擦り合うものなので、多少の摩擦抵抗があるはず。つまり、ここの摩擦抵抗がある以上、素早い挙動を阻んでいたり、衝撃の伝わりが弱まっているんじゃないかなぁと思ったのです。
もっとよりよい東北ダンパーがあるのでは....そのように考え、いろいろネットで調べてみました...。

すると....



あったかもしれない。




(ネットより抜粋)

こういうのです。
これらは大系的には東北ダンパーでありますが、
一般的にキャッチャーダンパーと呼ばれています。
キャッチャーというのは...




このようなもので、高速走行するミニ四駆を手で止める時に使われる、いわば野球のグローブのようなものです。材質はPP(ポリプロピレン)材とのこと。
これを加工してダンパーに組み入れたものをキャッチャーダンパーと呼ばれているそうです。

ミニ四駆ってプラスチックの他にナットやマスダンパーといった金属も搭載していま
すからね....時々、素手でキャッチすると痛いんですよねぇ。子供が素手でキャッチしようとするのは普通に危ないと思います。

で、そのキャッチャーダンパーですが、



PP(ポリプロピレン)材をシャーシに直接ビス・ナット止めしているため、車体とマスダンパーをつなぐキャッチャーには摩擦抵抗が存在しません...。
つまり、車体の衝撃をダイレクトに受け止め、いち早く可動する形であることが伺えます...。






僕「しまった...見れば見るほどキャッチャーダンパーのほうが挙動が速くてよかったかもしれない...あんなカーボンをわざわざ加工しなくてもよかったのかも...」

ブログを書く手前、少々不安がよぎってきました...。
まだまだ素人のくせに、いっちょ前にやれ東北ダンパーだのと、偉そうに書いちゃったなぁ...。

心細くなってきた僕は、アンビ君に電話をかけてみることにしました...。
ついでに彼の進捗状況も尋ねてみるか...。




僕「もしもし、アンビ君? 改造進んでる?」





アンビ君「やあ。こっちはMSフレキ作ってるところで、全然だよ...」


よかった...彼もまだまだ開発途中のようです。

僕「この前東北ダンパーについてブログ書いたんだけどさー、最近後悔しているんだ...。キャッチャーダンパーのほうが良かったんじゃないかと」

アンビ君「キャッチャーダンパー?」

僕「うん...ちょっと調べてみて」

アンビ君「ちょっと調べてみる...一旦切って折り返します」







アンビ君「A-han....Uh-huh.......あーはいはい、これねー...」


5分後....








アンビ君(ロング君もブログを書き続けるにあたり、苦戦してきたみたいだなぁ。コメントも貰えてることだし...きっと心配になってくるんだろう...仕方ない...)





アンビ君(ロング君も不安よな...アンビ、動きます


アンビ君「もしもし?キャッチャーダンパー確認したよ」

僕「どう?やっぱりあっちのほうが良かったかなー?」

アンビ君「それよりロング君のブログの東北ダンパー見て気になったんだけどさー」

僕「う、うん...」



アンビ君「あれはよく考えたよねー!感心したよ。受け流すというより、てこの原理まで組み込まれてるじゃん。ボクは凄いと思ったんだ

僕「え!?(ネット参考にしたんだけどね...)」

アンビ君「キャッチャーダンパー?いやいや....物理をかじった者として言わせてもらうと、理論上、ロング君の作ったやつのほうがいいはずさ!

僕「なんですとーー!?」

なんと珍しく、アンビ君が僕を褒めてくれました!(ひゃっほーい!)



どういうことか? 後半へ続く...

(最近体力が無くなってきたので今回は短めにします...m(_ _)m)



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2 コメント

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Unknown (パオ)
2020-03-19 15:27:27
お疲れ様です。
僕も東北ダンパーの方が良いと思いますよ。うん。
あの〜、うん。あはは。

キャッチャーダンパーって個人的にはボディ提灯より反則的な感じがしちゃって😅
公式戦でも使ってる方は居ますし、別に悪く言うつもりはないんですけどね😅
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Unknown (mini4-restart)
2020-03-20 08:14:11
パオ様

いつもコメントありがとうございます!
反則的というか、考案された方の発想が凄いですよねぇ。
そのうちパーツを包装しているビニール袋を使ったアイテムとか出てきたりして...なんてね。自由な発想でカスタマイズできるミニ四駆って本当に魅力的な玩具だと思っております。

キャッチャーダンパーの結果をさきほどアップしましたので、そちらもご覧下さいませ~。
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