「結婚」って何をご一緒に考えるコーナーです

人生の目的は、家庭!なんて知りませんでした。だから、皆さんにお伝えしています。

結婚 愛の関係基本編②(家族の愛にも形があり秩序あり)

2019-10-05 20:00:09 | 仲人からの一言


本日も結婚についてお送りしています。
昨日の続きをとご希望がありましたので、連日ですがお復習を兼ねてお届けしたいと思います。

まず、昨日の話がわかりずらいかも知れないので、改めて昨日までの分を整理してお復習です。
①まず、物には形があるのですが物質は、形やその生態だけのために存在しておらず、プラスとマイナス、雄雌、オシベメシベ、男性女性などというペアシステムで成っていること。
②ペアシステムの存在にも、その目的に応じて主体、主客という位置と対象、客体という位置が役割のような働きがあるということです。

つまり、結婚するということは男性女性というペアシステムだけではなく、目的からする主体や対象という関係の位置関係の形があるということです。
そこで、例えるならば仕事上でもお店側とお客側にも形があり、主体、主客側と対象、客体側という関係性が目的に応じて存在し、これもまたペアシステムです。

お店側が主体側だからと言って、お客である対象に「買え!使え!」と迫ることは出来ず、お客である対象が認める価値でなければお店の品物を購入しません。
製品の強度とか使用期限とかデザインや価格が対象にとって満足できなければ、お店側が販売し得ようとする売上には至りません。

お店側もお客側も「喜びたい」という共通の目的があり、共にメリットがなければならないということです。ウインウインですね。
お店側が主体であっても価値決定権はなく、お客側が対象であって商品を提示したり価値を概ね表せなくても価値決定という主体側のような価値決定権がある訳です。

よってお店側は、まるで主体でありながら対象側のように、おうかがいをし、お客側は対象でありながらお店が提示する商品の価値を決定することができるということ。
そのバランスがちょうど平均的に両者共に取れた場合が主体と対象という関係が成立しています。
実社会では、こうやって発展し成長しながら常に進化して参りました。
夫婦関係においても、このような関係で愛の形を築くとするならば、ご主人がいくら主体的な立場であっても、奥さんが対象だとするならば奥さんが最終的に価値決定権があるのですから、ご主人の主張ばかり出せないのです。

夫婦関係においては夫婦の目的から見た場合、より多く全体のために働いた人が主体側であり、ご主人であっても仮に奥さん以下の行動ならば対象となる訳です。
対象は、基本的に主体側の願いに服従しなけはればならないのです。
メンタルが主体側であり、体側が対象だとするとメンタルに従う対象、つまり体でなければなりませんよね。このように対象は主体に侍る、従うことが重要です。
メンタル、心の目的に応じ体が対応するのですから、奥さんが家庭のために全力投球するならば対象であるご主人は奥さんの要望にお応えするべきなのです。

目的は、個体目的と全体目的があるので、個体目的ばかり主体側または対象側が優先するならばペアシステムの条件は成立しないということですね。
より全体目的のために全力投球するのが主体であり、より全体目的に働く主体に対応する対象でなければならない訳です。
そして両者共にウインウインである必要がある訳です。
この関係性が基本でなければ、例えば離婚とか破局になるということです。
つまり、仮に奥さんが子供さんのことやご主人のご両親の世話など目一杯がむしゃらに働いていたとする中、ご主人が奥さん任せで無関心。
そんな毎日で奥さんが疲労も重なりキレた!
ご主人に文句を言う。無責任なご主人なので逃げてばかり。
長年の積み重ねの不満もあり、とうとう離婚を決意する。
そんなケースが発生したとすると、奥さんは基本位置からすれば対象である。
ご主人が主人であるので主体という位置。
ご主人が主体だから、こうせい!あれをせい!という以上に主体らしい対応をしていないことで奥さん、つまり対象は価値決定権があるのでご主人という主体の位置を認めない訳です。
ましてや奥さんが何よりも働きかけてきた。
主体と対象の関係は夫婦にとって全体価値、位置関係です。
主体は、お客さんの喜ぶ笑顔もメリットでなければならないように、ご主人は奥さんの満足度も意識して家庭を守る責任がある訳です。

お分かり頂けましたでしょうか?

社会で働くという形が意外にも夫婦関係上では意識されていないケースがあるので、意識し生活習慣しましょう!

より多く皆さんが幸せな家庭となれますように!



今日も野良ネコちゃんは、私のバイクの前カゴで待っていました。
待ちくたびれたのか?眠そうでした。