お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

確かなこと、とは?

2012年06月15日 | 反原発
オウム事件で、僕がもっとも「忘れてはならない」と念ずる記憶・・・・・・

地下鉄千代田線ホームに担ぎ出される被害者の方々、その姿・・・・・・

さっきまでサリン毒に苦しみもがいていたであろう、胸を掻き毟るように固まった両腕と、
  
蒼白のお顔の、あの姿だ。

「あの姿」こそが、一番大事な「確かなこと」なんだと思う。


世間のみんなもオウムは悪い、サリンは怖い、そう言う。

けれどニュースでは、

『高橋容疑者を逮捕しました・・・』というニュースの直後に、

『次のニュースは大飯原発の再稼動について・・・』と普通にアナウンスしてる。

僕の認識では「放射能」は「サリン毒」よりもたちが悪い

「次元が違う・・」「論理のすり替え・・」「無知・・」

識者はこぞってそう言うだろう、

だけどそれは「論」であり「予想」にすぎないんじゃない?

僕なんかがそう言うと、きっと奴等は僕を嘲笑い、笑い、哂うんだろうな~・・・・・・

だけれども! 


いま再稼動という安易な選択をすればいずれどうなるか?

そのとき一番大事な、「確かなこと」とは?!

放射能が漏れたら再び「あの姿」を生むよ

ということ、じゃないのん??

だと思うんだけどな~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・