お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

純情ロマンチカ

2012年06月29日 | 日記
僕は、以前結婚をしていたくらいですから基本的には「ノンケ」なんですが、

昔から女性よりもむしろゲイの人達に気に入られることが多かったんです。

残念ながら(?)、今までゲイの方と「お付き合い」をしたことはありません。

が、いつも彼らには守ってもらっていたような気がします。

高校生のころ、僕は虚弱体質で体も小さく性格も暗い、いわゆるイジメられっ子タイプだったと自分でも思うのですが、幸いに一度もイジメを経験することはありませんでした。

理由は簡単で、同じクラスの番長S君が僕をイジメるのを禁止していたからです。

僕が同性愛やゲイについての知識を深めるのは社会人になってからで、この頃は何も解っていませんでした。

(一時期、僕は差別に強い関心をもって勉強していたのですが、何故かそれが性差別、そして同性愛差別にまでに飛び火したのです)

このS君に放課後などに街中を引っ張り回されることがたびたびあったのですが、S君が僕の体に触れたりすることは一切ありませんでした。

ただ一度、両肩を抱かれ、見つめながらこう云われたのを覚えています。

「・・・・・・お松が女の子だったらよかったのに」

今から考えると、一度くらい抱かれてあげても良かったと思うのですが(笑)、あの頃の僕はそもそも童貞で、性に関して無知すぎました。

S君の噂は社会人になってから一度だけ耳にしたのですが、結婚して良いお父さんになっているとのことでした。

よかったよかった。

S君だけでなく、その後たくさんのゲイの方々と僕は知り合いになるのですが、

共通しているのは彼らが皆、素晴らしい様々な才能に恵まれている、

非常に魅力的な人間であった・・・・・・ということです。

これらの経験が、今に至ってもゲイやレズを差別しない僕の姿勢に繋がっているのです。

さて、大学生になって、僕は新宿・歌舞伎町にある会員制の外国人クラブでアルバイトをしていたのですが、そこの店長さんがバイ・セクシャルでした。

彼の奥さんがその店のママで、僕は大学の4年間、ほとんど実家に帰らずに店長夫婦のマンションで暮らしていました。

アルバイトのギャラは良くて、その後僕が就職した際の初任給の3倍でしたので、大学生の頃の僕は学校に寄り付かず、ほとんど遊んで暮らしていました。

あの頃の僕は女性が大好きで(笑)、素人だけでなく商売の女性達にも遊んでもらっていました。

バイの店長からは時々セックスを求められましたが、若い時分の僕は女性にしか興味が持てなくていつも拒んでいました。

ある日かなり強く求められ、しょうがないからキスだけ許したのですが、間の良いことに(?)、それを急に帰宅した彼の奥さんに目撃されたのでした。

奥さんは激怒し(あたりまえだ~笑)、僕は居候先とアルバイトの両方をいっぺんに無くしたのでした。

社会人になってからもゲイの方といろいろあったのですが、それはまた今度。。。