
もともとの始まりは弊社HPにもありますように一旦捨てたミノルキューブがまた弊社の新規開拓ツールであるDMとして見事によみがえった事から始まります。あの時の衝撃は今でも忘れません。そう大阪産業創造館の社長道場のセミナーや、日本郵政公社の田中稔さんと出会っていなければミノルキューブDMの誕生はなかったでしょう。いろんな人との出会いは大切にしたいものです。
大阪産業創造館の商談スペースで田中さんとお会いして会社紹介の時にプラスチック製造業で、こんな商品つくってます。とお見せしたのが「ミノルキューブ」でした。田中さんが即座に「これ名前がいいですね~!」とおっしゃった。理由はご自身と同じ名前「みのる」だからでした。弊社も創業者である父が稔ですのでミノル化学なんです。とのご挨拶のあと。本題は「初めてのDM作りのご相談」でした。「こんなケースにフィギュアとかいれて売るのもいいですね~」のような会話の後田中さんが「このケースにDMを入れて送ればいいじゃないですかー」とおっしゃったのです。私は耳を疑いました。

「ひゃ、ひゃくよんじゅうえん!ですか?」それは安い!

その後は具体的にどんな内容でどんなスタイルのDMを作ろうかという新たな課題との戦いが始まりました。ただの手紙を入れてもつまらないし…、紙の折り方を考え、内寸58ミリ角のサイズに手書きでは無理があるのでパソコンを使って書こうと決めた。時間はない。社長道場の課題は2週間の間に新規先を訪問して、商談してくるとの宿題であったので、あせっていた。とにかく早く作って、送ってアポイントを取らないと…。との思いでいっぱいでした。土日も睡眠時間を削って翌週の月曜日にDMを発送しました。最初は15通くらいだったと思います。送り先はネット調べて中堅の有名企業に送りました。緊張の瞬間です。水曜日に送り先に電話をしました。「透明のケースにダイレクトメールを入れて、送らせて頂いたミノル化学工業株式会社の押川と申しますが…」との電話で「ああ、ちょっとお待ち下さい。」とのお返事。担当の方が電話口に出てくれました。

