見出し画像

Tシャツとサンダルの候

或る列車


5月2日




私達は博多駅7番ホームにいる。

定刻通り、ホームに滑り込んできた車両は・・・






 SWEET TRAIN 「或る列車」である。

これからこの豪華車両で、湯布院まで家族旅行なのだ。



乗降口には、レッドカーペットの演出。

ここは素直にVIPの気分を味わいたい。



ゴールドを基調としたカラーリングに唐草模様の意匠。

 SWEET TRAINのロゴをあしらったエンブレムも各所に。









エントランスホールのステンドグラス。




客車内は木材をふんだんに使った拵え。

私達は4人掛けテーブルを予約している。












大川組子が各所に使われているのも特徴と言えよう。




窓のブラインドも、




大川組子という贅沢さ。









スイートトレインとして運用されてきた「或る列車」だが、ここ最近フルコース料理を楽しめるようになった。

しかも、



酒が飲み放題・・・



あ、いや。

何でも無い。



発車のベルが鳴ると、早速コース料理の時間が始まる。


「スパークリングワインでございます。」

「で、ございますか。」



カンパーイ!


帰りの運転を買って出た長女と、この日福岡に戻らねばならない次女は、オレンジジュース。

私ら夫婦と言えば(と言うか私の事だが)、乾杯後も容赦なくアルコールがぶ飲みである。

まさに、鬼畜と言うしかない。



それぞれ出される料理には、風変わりなお品書きが付けられている。

この前菜は、"春の畑、その先の海"と言う。

ふーん、なんか分らんが、


「おう、ねえちゃん。白ワイン持って来てくんな。」



ウヒヒ




"キャベツ畑"

和風の味付けである。


「となれば・・・」



「純米大吟醸でございます。」


すきっとした飲み口は、"キャベツ畑"にぴったし!



メインディッシュは"ノスタルジー"

何がノスタルジックなのか皆目分からないが、要するにビーフシチューだな。


「ちょいと、ちょいと。」

「はい、どんなお酒でしょうか?」


先に言われちゃったぜ。



ウーイ、酔っ払ってきたぜ。


グビグビ




スイーツは、"あまおうのバラ"

これは、私でも理解できる。



スイーツはもう一品、いや3品で、

"薫る八女" 
"桜と八女グリーン"
 "清爽"

と続く。



ふー、お腹いっぱいだ。

どれもこれも大変美味しゅうございました。


コース料理が終了する頃合いで、「或る列車」は由布院駅へ。



続く


コメント一覧

minou_yamatai
そんなたいそうな。
高岡俊介
やっぱり金を持たないと駄目だ!今更ながら反省します。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「ちょいとおでかけ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事