訪れたのは2年ぶりである。
くじゅう花公園。
くじゅう連山が背景だ。
何とも贅沢な花園である。
訪問の主題はこれだ。
私が一番好きな蝶。
渡りをする蝶、アサギマダラである。
フジバカマに舞うアサギマダラ達。
数百羽はいただろうか。
写真ではこの密集状態を伝えられない。
お暇な方は動画(41秒)でもどうぞ↓
なおも、しつこくアサギマダラを続ける。
興味がない方は、すっ飛ばして貰いたい。
口吻を伸ばし、蜜を吸うアサギマダラ。
丁度そこに、公園スタッフが通りがかった。
「すごいね!今年は例年より多かでしょ?」
「そうですね。フジバカマが増えてますもんね。」
「前から聞きたかったけど、この蝶って、近寄っても慌てて逃げないよね。」
「フジバカマもそうですが、彼らが好む花には鳥が嫌う毒がありまして。だから彼らにも毒があるそうですよ。」
「ひょえー!襲われないって知ってるからか。」
この鮮やかな体色は、毒を持っている事を鳥に知らせる為なんだそうな。
家内も撮影に夢中である。
くじゅうと言えど、、、暑い!
10月と言えど、、、暑いのだ。
ちょいと休憩だ。
ソフトクリーム美味し!
赤青白、サルビアが綺麗である。
九重連山を背景なら、さもよかろう。
だが、
左端のオッサンがどうにも邪魔である。
カメラに近寄っては何やら調整し、
花畑のど真ん中に座り込み、
はいポーズ💖
この気色悪い、、、あ、いや、可愛らしい動作を、かれこれ10回以上も繰り返している。
謎と言うしかない。
暫く待っていたが、不思議なもので、段々と邪魔な気分が薄れてきた。
「何だか、オッサンの方が面白くなってきたぞ。」
ついにはサルビアではなく、謎のオッサンをパシャパシャする始末。
入場口近くにも。
去年は見る機会に恵まれなかったアサギマダラ。
お陰で今年は、去年の埋め合わせをして尚、お釣りがくるほど堪能出来た。