今年の身の危険を感じるほどの猛暑は、私を家に引き籠りがちにさせた。
歩数計アプリで比較してみても、去年の3分の1以下である。
お陰で今夏だけで、4kg近くの体重増加である。
今日は、久々の高良川散歩だ。
思い起こせばリタイヤ以来、朝から何もすることが無く、仕方ないので街歩きを始めた。
そうこうするうち、面白いもので、少しづつ自分に負荷を増やしていかないと気が済まなくなり、
日課の街歩きが山登りに変わり、高良山を走ったりするようになり、一年前からは自転車まで始める始末だ。
結果として、意図していた訳ではないのに、なんなく体重は減った。
リタイヤ前、最大で90kg近くあった体重が、1年後、70kgそこそこまで落ちた。
激減と言っていい。
先日、私の元会社に車検を持ち込んだ。
当時の事が話題になり、
「実は、社長が急激に痩せたので、どこか悪いんじゃないかと思って・・・」(女子社員)
「マジか。」(私)
「私だけじゃなくて、お客さんからも聞かれた。」
一時期、元会社近辺では、私の激ヤセの件で、ざわついていたらしいのである。
ったく、、、要らぬ心配とはこの事である。
いずれにせよ、歳をとってからの極端な体重減は、妙な誤解を招きやすいようだ。
コスモスが風にそよぐ季節になってきた。
ツマグロヒョウモン♂?
さて、9月の声を聞き涼しくなった。
猛暑を引き籠る言い訳には出来なくなった。
去年のペースに運動量を戻し、増えた体重を元に戻さねばならぬ。
ツマグロヒョウモン♀?
ところがこれが、一向に体重は減ってはくれないのだ。
微動だにしないと言っていい。
痩せようと意識してない時はすんなり痩せて、痩せたいと思っている時には、全く体重が減ってくれない。
とかくダイエットは儘ならぬ。
高良川を遡り、高良山へと進路を取った。
約一年ぶりの、竹の子コースをとる。
展望のない展望台。
回りの木々が鬱蒼と生い茂り、展望台を覆ってしまった結果こうなった。
耳納連山は北斜面は急峻だが、南斜面の尾根は緩やかだ。
ただ、その分距離は長くなるが。
いつもの頂上直下の木段。
頂上である。
最初の頃は、ここまで到達すらできなくて、途中で引き返していたものだ。
お前、そんなところで動かないでいると、踏まれるぜ。
さ、帰ったら体重計に乗ろっと。
きっと、
「あ~あ、全然減っとらん。それどころか肥っとるやん。くそったれ!」
と、悪態つくに決まってるけど。