またしても九重である。
本来、最近よく一緒に登るようになった同級生と家内と3人で登ることにしていたのだが、直前に家内がギックリ腰をやらかす。
急遽、二人で登ることになった。
毎度の牧ノ戸レストハウスからの出発だ。
最初に断っておく。
今回の山登りは、1週間前の雨の九重登山から、雨を抜いたものと思って貰ったほうが早い。
コースも同じ。画像も似たり寄ったりだ。
くどいぞ!と思われた時点で、このページから離れられる事をお勧めしたい。
但し、
一点だけ違うものがある。
それは、リンドウの咲き誇る姿である。
九重の山々の天辺は、どれもこれも雲に覆われていた。
ヤマラッキョウ
1週間前と比べて、綺麗に花が開いている。
ガスが次から次へと移動していく。
この日の九重は、陽が差したり、霧に覆われたりの繰り返しだ。
それに合わせて服装も、脱いだり羽織ったりと、実に目まぐるしい。
アキノキリンソウ。
ワレモコウ
?
僅かだが木々によっては、紅葉が始まりだした。
おっと、リンドウだ。
1週間前には、ほんの少しだけしか見ることが出来なかったリンドウだが、この日は九重を青紫に染めていた。
星生山に登る。
前回と同じ山じゃないかって?
その通りだ。
色々と事情もあるのだ。
「何の幼虫?」(同級生)
「知らん。なんやろか。」
綺麗なデザインである。
笹の草原を彩るリンドウ。
星生山山頂
気温9度だ。
硫黄山の噴煙が東へ棚引いている。
相変わらず視界が悪い。
これじゃ仕方がない。
昼飯食ったら、降りようか。
今回、最初に予告していたとおり、諸般の事情により、他の山へは登らず、ここで下山となった。
ありゃりゃ、晴れて来ちゃったよ。
ま、山登りって、大体こうなるものらしい。
「かわいかー。」
リンドウの可憐な姿を、思う存分楽しめたのが何よりである。
深山霧島狂い咲き。
お前、季節を勘違いしてるぞ。
今秋、旅に出られなかった分、山に登りまくるつもりである。
キャンプもしたいし、なんて忙しいんだ。
来週は何処に登ろうかな。
九重にしようかな、阿蘇にしようかな、それとも・・・