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Tシャツとサンダルの候

九重ふるさと自然学校


長崎の義兄のブログに、

『九重ふるさと自然学校』と言う、初めて聞く施設の名があった。

夫婦で何気なく立ち寄ったら、そこで偶然ブルービーを見かけたと言う。

鼻高々である。

見たい見たいと思っている私は、あちこち出かけて行っては不首尾に終わり、肩を落として帰っていると言うのに!

悔しいではないか。


「行くぞ!」



ブイーーーーン



到着した時、長者原はシトシトと小糠雨。

通り雨とは思うが、これでは蜂は活動しない。

雨が上がるまで、傘でも差して、タデ原湿原を散策しよう。



冷たい雨に濡れるヒゴタイ。




アケボノソウ




シラヒゲソウ




キセルアザミ


そうこうするうち、雨が上がり日が差してきた。



よしよし。

こうこなくっちゃ。



ツクシフウロ

生息域は阿蘇とくじゅうのみ。

この湿原では、ほんの数株見られるのみだったが・・・



「雨も上がったし、ボチボチ移動しようか。」





目指す九重ふるさと自然学校は、タデ原湿原の程近くにある。

ここだな。

飯田高原の自然保護や、自然とのふれあいを目的として作られた施設である。

セブンイレブン記念財団が運営し、2年前に開所されたようだ。



ん?




んんん???

あれれれ?



もしかして、ここって、



やっぱり!

20数年前、何度も利用したキャンプ場じゃん。

受付をしながら、


「ここって、昔キャンプ場だったもんね。」

「そうです、そうです。ご存じでしたか。」

「へえー、こうなってたんだ。ところでブルービーって・・・」

「はい、はい。先日も長崎の方が、見られたみたいですよ。」

「それ、俺の義兄たい。」

「あらまあ、そうなんですか。え、場所ですか?」


係員は場内の案内図を見せ、懇切丁寧に教えてくれる。



かつてのキャンプサイト。

懐かしいなあ。


この元キャンプ場と、隣接する元農業試験場の広大な跡地に散策路が設けられ、自然とふれあうことが出来る。



再びツクシフウロ




タデ原湿原とは比べものにならない程の群落が何カ所も。







ワレモコウ




シジミチョウの一種だろうけど・・・わからん。

以下、蝶や蜻蛉は、「皆目分からん!」と、先に断っておく。



ヒョウモンの一種








マツムシソウ











サラシナショウマ




ハガクレツリフネ




湧水の池







大岩の湧き水




カシワの丘

ここが散策路の最終地点のようだ。

折り返そう。



え?

結局ブルービーはどうなったって?




・・・聞かないで。




グシュン

コメント一覧

minou_yamatai
九重自然観と言ってました。
ロケーションは抜群だし、場内には温泉もあっていいキャンプ場でしたよ。
カシワの丘!全然違うところを教えられた。
でも、雨上がりだったし、どっちにしろ難しかったでしょうね。
Tomi
へ~、ここって昔はキャンプ場だったんだ、私は行ったことなかったですね。
ブルービー見たのは一番奥のカシワの丘というとこでした。
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