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Tシャツとサンダルの候

正月の過ごし方

2025年 元旦



「明けましておめでとう。」(私)

「あ、おめでとう。」(家族一同)


起き抜けの挨拶を済ませたら、家族でお節をつつき新年を寿ぐ。

そしてとっておきの酒を、キュイ。



この日ばかりは、朝酒もお咎めなしである。

元旦よ、永遠なれ!!




酒をかっ喰らって良い気分になれば、娘に運転を頼み、

「初詣に行こう。」


途中、



「ほら、あれが藁ゴジラたい。」(私)

「これか!」(娘達)











そして、



ここ、大己貴神社だ。


ここならそれほど混雑は・・・



「しとるやん!」(長女)

「うっ、えーっとな。この神社のご神体はあそこじゃなか。お参りすべきは別にあると。」(私)



拝殿を回り込み、



森を進むと、遙拝所がある。


「ご神体はあそこから見える山そのもの。正しくお参りするならここたい。」

「へえー。」

「そもそも、この神社の由緒が神功皇后ゆかりとなっとるが、本来は崇神天皇まで遡り・・・」


と、熱く古代史を語り出す。

そして娘達は思いっきりしかめ面になる。




いつもの我が家の、正しい正月の過ごし方である。

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