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Tシャツとサンダルの候

桜祭り&パワースポットin南阿蘇


石巻で生まれ育った姪っ子が、我が家の近くに一人住まいしている。

先般、久留米での就職も決まり、私達としてもやっとひと安心である。


「花見にでも行こうか。」


誘ってはみたものの、

・・・さて何処がよかろう。


「あそこがいいんじゃない?」(家内)

「なるほど。」(私)


姪っ子はまだ、九州を代表する風景を知らない。

ちょうど日曜は、桜祭りもあってるようだし。



向かった先は、つい先だっても訪れた南阿蘇アスペクタである。

ここから見る阿蘇五岳が、私は一番好きである。



丁度野外劇場では、和太鼓道心&南阿蘇太鼓ジュニアーチームによる、パフォーマンスが始まるところだ。




子供と侮ることなかれ。

大した迫力である。



傍らで家内が、目印にするつもりか、何やら紙コップにボールペンを走らせている。


「ほれ、おっちゃん、コーヒー飲むか。」(家内)

「お、飲む、飲む。」(私)



「・・・って、俺のはブタかよ!」(私)

「ハハハ」(姪)






太鼓演奏も終わり、ようやくこの日の主題、花見である。




外輪山の斜面一杯に咲く河津桜。













前回は早すぎ。

今回は若干遅かったようだが、それでも十分に我々の目を楽しませてくれた。



葉桜もまた良し!である。




「あれは中岳の噴煙たい。」(私)

「あー、あれ。へえー。」(姪)



「あのギザギザ頭が根子岳。変わっとろうが。」

「うん。変わってる。」








場所を移動。



パワースポットで名高い、上色見熊野座神社である。

国道から、いきなり石段から始まる。



巨木の森を、一筋に貫く石段を登って行く。




うっすらと汗が滲んできた頃、社殿が見えてくる。




とは言え、ここが所謂"パワースポット"なるものではない。

それは、神社裏の斜面を更に登って行かねばならない。



やがて杉木立の間から、ぽっかりと穴が開いた断崖が見えてくる。

穿戸岩(うげといわ)である。



伝承によると、

阿蘇大明神の健磐龍命に追われた鬼八法師が、山ひだを蹴破って逃げた際に出来た穴となっている。



祠の前に立ち、姪っ子は何やら神妙に手を合わせていた。




まあ、なんちゅうかそのー、あれだ。



新しい職場では、根を詰めすぎない程度に頑張れ。

コメント一覧

minou_yamatai
え!?
声かけてくれたら良かったのに。
こんなブログ、参考にしてはいけません。
ゴールドGT
ご無沙汰してます、プラムの皆様いい人ばかりで大変助かっています。偶然にももう少し左で和太鼓見てました。その後豆腐料理の四季見茶屋へ。ブログ大変参考になります。
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