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Tシャツとサンダルの候

春の山


「そんじゃ行ってくる。」


いつものように、朝から山へと出かける私。


「明星山?」

「いや、髙良山やけど。」


以前は週2~3回は登っていた明星山。

ある事がきっかけで、とんと足が遠のいてしまった。

と言っても、この山自体が嫌いになった訳ではない。


「まあ、久々明星山でもよかバッテン。」

「んなら、私も行く。」



炭焼小屋コースから出発だ。




タマタマ(私が勝手にそう読んでいる)が見えてきたら、頂上への分岐はすぐだ。




頂上下の川津桜。

散り残りが少し、梢に着いているばかりである。



明星山到着。





頂上に植栽されているエビネと春蘭を魅入る家内。



「まだ早かったか。さすがにね。」(家内)


ヤツが私を明星山に誘ったのは、どうやらこれらの確認が目的だったらしい。



頂上には他に、世界的な登山家脇坂順一博士が植えた陽光桜がある。


「あ、咲いとるやん。」(家内)



「ほんなごつ。脇坂桜が咲いとる。初めて見た。」


樹勢が弱くかなり貧弱だが、それでも懸命に花を咲かせていた。



明星山からはいつもの如く、白金山までの縦走路を行く。




途中、新しい伐採現場が出来ていた。

鬱蒼とした杉林が、すっかり明るくなっている。



登山道すぐ脇には、木材の搬出路まで。

白金縦走路は激変しつつある。



白金山到着。

この山の愛好会の活動は活発だ。

登る度に、頂上の様相が変わると言っていい。

今回は、何故か二つあった展望台の一つが解体され、そのデコレーションがここに寄せられていた。



何があった!?



頂上斜面の陽光桜。







少し時期は遅かったようだが、まだまだ我々の目を楽しませてくれた。




足元にはスミレも。

今年初である。



もう一つ、以前と変わった事がある。

やたらと植栽が増えている事だ。

この大山蓮華に、



ミツマタ。



それに沢山の山桜である。


へえー。




そんなこんなでティータイム。

ココナツサブレうまし!



大山蓮華に山桜。

この先が楽しみである。


何年先になるか知らんけど。

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