新聞を見ていた家内。
記事を指さし、
「ここに行ってみたい。福智山ろく花公園ってとこ。」
「福智山ろく・・・どこ?え、直方か。」
久留米人にとって、山一つ隔てた筑豊は、何となく縁遠い場所だ。
考えてみれば、リタイヤしてからこっち、一度も行った記憶がない。
「ふーん、近いうちに行くか。」
そんなこんなで、福智山ろく花公園である。
花公園とは言うものの、季節柄、咲く花は極端に少ない。
そんな中、クロッカスが目立っていた。
梅は咲き始めといったところ。
マンサクは満開かな。
ミツマタも綻び始め。
そんな季節外れの花公園だが、お目当てはちゃんとあるのだ。
園内の一角にある野草園である。
春を告げる妖精達が、見頃を迎えている。
先ず目立つのが福寿草だ。
こちらはミスミソウ
白の他にもピンクや、
青のミスミソウも。
そして、
セリバオウレンである。
ユキワリイチゲ
残念ながら、どれも花は蕾んでいた。
園内には昼前までいたが、一輪だけが僅かに花を開かせてくれたのみ。
セツブンソウ
家内が見たかったのはこれである。
巨大なレンズを抱えて、梢を見上げる人も多い。
無論、被写体として狙うのは鳥である。
ヤマガラ
シジュウカラ
ホオジロ
肉眼では見えなかったが、辺りに漂うツブツブは花粉?
コゲラ
遠いなあ。
メジロ
ジョビオ君
ヒヨドリ
季節になれば、アサギマダラやブルービーもやって来るそうだ。
んじゃ腹ごしらえしたら、今度は俺のお目当ての場所に移動すっかな。
続く