暇である。
どうにもこうにも暇である。
誰彼となく、コブラツイストを掛けてしまいたくなるほど、暇である。
「どっか行くぞ、どっか行くぞ、どっか・・・」
「あー、うるさい。そんなら、福岡の植物園に行こうか。行った事ないやん。」
「確かに。」
福岡市動植物園には、子供が小さい頃、数回訪れてはいるが、
隣接する植物園の方には、何故か一度も入園した事がない。

福岡市動植物園植物園ゲート。
入園料は600円である。
料金には、動物園の入園料も含まれている。


ここは、かつての浄水場跡地を利用し、造られているんだそうな。

その頃の遺構も、そのまま残されていた。

遠足だろうか?
同じジャージ、同じ運動帽、弁当持参の中学生が、思い思いにスケッチしている。
動植物園とも、声変わりしたての歓声に包まれ、まことに賑やかである。



温室へ。


オクナ・セルラタ。
別名ミッキーマウスの木とある。
あー、なるほどね。

サボテンの花?

食虫植物。
名前は忘れた。
何となく、モウセンゴケを大型にした感じだ。

大輪ミミカキグサ。
樫原湿原のミミカキグサと比べたら、かなり大型である。

捕獲嚢がハッキリと見える。

ウサギゴケ
確かに、ウサギの耳とホッペに見えて可愛いが、これも食虫植物である。

ドラキュラロタクスと言う、恐ろしげな名前を持つ洋蘭。
別名はモンキーオーキッド。
そう言われれば、何となく猿に見えてきた。

サガリバナ

コーヒーの木

オウコチョウ

↑との事。

オウベニゴウカン

「そろそろ、動物園エリアへ移動すっぞ。」
「おう!」

動物園へ行くには、スロープカーが便利だ。
ボタンをピッ!
ウィーーーン
続く